人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

オンプラゾリステン主宰オペラ公演:プッチーニ「ジャン二・スキッキ」 + 講演「争議にならないための遺言状の書き方」を聴く ~ としま区民センター「シリーズ オペラと学び Vol.1」

2025年02月06日 00時01分02秒 | 日記

6日(木)。食事中に左上の奥歯に被せてある金属が取れてしまったので、昨日午前、取れた金属を持って行きつけの歯科医院に行きました 受付でマイナカードを提示したら「まだ使えません」と言われたので、念のために持参した従来からの保険証を提示しました こんなことだからマイナカードは面倒なのです。従来の保険証だけ持ってれば済む話じゃん

いつもなら「今までのは使えないので、新しく型を取りましょう」と言われるのですが、今回は「まだ使えそうなので、これを使いましょう」と言われました 処置後、珍しく次の予約の人がいなかったので、歯石を取ってもらいました 歯科医院はコンビニよりも多いと言われているので競争が激しいのでしょう 真面目にやらないと顧客離れ、ではなく、患者離れが起こるのだと思います この日の診療代は初診料込みで1920円でした

ということで、わが家に来てから今日で3677日目を迎え、トランプ米大統領は4日、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘で壊滅的な打撃を受けたパレスチナ自治区ガザについて、「米国が引き継ぎ、所有する。ガザはがれきの山で住めない。別の場所が必要だ。人々が恒久的に再定住する美しい地域を手に入れられれば幸せになれる」との意向を表明した  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

     

     当事者を無視して勝手なこと言ってるけど どこの国がガザ市民を受け入れんのよ?

         

昨日の夕食は「サーロインステーキ」にしました 娘が焼いて、私が付け合わせの野菜を用意し、「エノキダケと人参の中華スープ」を作りました 肉用のタレにワサビが隠し味で入っていてとても美味しかったです

     

         

昨日、としま区民センター多目的ホールで「シリーズ オペラと学び Vol.1」の講演と公演を聴きました 第1部は講演「争族にならないための遺言状の書き方」(講師:公益財団法人公益推進協会  代表理事・福島達也氏)、第2部はオンプラゾリステン主宰オペラ公演:プッチーニ「ジャン二・スキッキ」(セミステージ形式)です

     

ナビゲーターをソプラノの菊地美奈さんが務めましたが、「オンプラゾリステン」はソリスト歌手の集まりで、元々は銀座のビアホール「ライオン」でオペラの歌を歌っていたとのこと コロナ禍で店が閉店となり、その後一般社団法人としてコンサート活動しているとのことでした

最初に菊地さんが、あいさつ代わりに中田章「早春譜」、中田喜直「悲しくなったときに」、プッチーニ「蝶々夫人」から「ある晴れた日に」を美声で歌い喝采を浴びました

次いで、公益財団法人公益推進協会  代表理事・福島達也氏の講演「争族にならないための遺言状の書き方」が開かれました 同氏は行政書士でもあるため、実例を挙げながら、4ページのレジュメに沿って分かりやすく「遺言書」の書き方を説明しました

福島氏は、「遺言書には①自筆証書遺言=遺言者自らが手書きで書く遺言(パソコンで書いてサインだけの自筆は無効)、②公正証書遺言(公証役場の公証人が遺言者から内容を聞いて作成する遺言)の2種類がある」旨を説明し、「『ジャン二・スキッキ』は遺言書を巡るオペラだが、14世紀のイタリアのフィレンツェを舞台にしているのに、現代の日本と同じ自筆証書遺言と公正証書遺言の両方が出てくる。これには驚いた」と語っていました。オペラ「ジャン二・スキッキ」は、最初にブオーゾが自筆の遺言書を書いて死亡した後で、親戚がグルになってそれを破棄し、ジャン二・スキッキがブオーゾに成りすまして公証人に新しい遺言を書き取らせるーという内容になっているのです

福島氏はとても話が上手で、もっと聞きたいと思わせる話術の持ち主でした

     

後半はプッチーニ「ジャン二・スキッキ」(セミステージ形式)です

フィレンツェの大富豪ブオーゾ・ドナーティが息を引き取ったばかり 邸宅に集まった親族たちは、遺言状に「全財産を修道院に寄付する」と書かれていたことから怒り狂う そこで街一番の知恵者ジャン二・スキッキに相談することにする ジャン二・スキッキは死んだブオーゾに成りすまして新たな遺言を告げ、公証人に書き取らせる その内容は、主要な遺産はジャン二・スキッキに相続させるというものだった 遺言の書き換えの共犯者である親戚たちは怒り狂うが、あとの祭り 罪に問われるのを恐れ誰も何も言えない

出演はジャン二・スキッキ=井出壮志朗、ラウレッタ=栗林瑛利子ほか。ピアノ演奏=瀧田亮子です

     

     

ステージ背面の大きなスクリーンには、ブオーゾの屋敷内や、フィレンツェの美しい街並みが映し出されます ステージ下手の下でピアノの瀧田亮子が「一人オーケストラ」を担います

歌手陣はジャン二・スキッキ役の井出壮志朗をはじめ皆好調で、とても楽しい公演でした オペラ劇場でなく、ステージと客席が近いので歌手が身近に感じられました まさにビヤホールの延長のような雰囲気です

講演と公演のシリーズ・・・とても良いアイディアだと思います 次回は何を取り上げるのか、楽しみです


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