カナダに来た頃は、お店もよく知らなかったし、日本食の材料を見つけるのが大変だったけど、近所のスーパーでもずいぶん品が増えたなと思います。野菜やきのこ類なんかも地元産でもアジア系の食材が手に入るものもあるし。トロントのお店に注文すれば、自家製の美味しい絹ごし豆腐も買えるし。

今日は和食ランチ。ぬか漬け、卯の花、味噌田楽、唐揚げ、切り干し大根の胡麻と鰹まぶし、味噌汁、ご飯。多少日本からの食材差し入れも含みますが、これだけできちゃうんだもんね。
夕飯はポールの友達を招待して、すき焼きディナー。今日のお客様はとてもおもてなしがいのあるいいお客様でした。家族みんなハッピー。
基本調味料さえあれば、日本のスーパーにずらりと並ぶ便利そうなタレやソースなども、簡単に美味しく手作りできるし、母の手作りは別として、もしかしたら日本で生活していた頃よりも美味しい和食を食べているのではないかと時々思うくらい便利になりました。
しかも友達が作ってくれると美味しさ倍増。食欲も倍増。嬉しいわ~。
それでもお魚の鮮度は日本の方がいいかなと感じます。
お寿司はもちろんのこと、美味しい焼き魚が食べたい~。生臭くないアジの開きとか。イワシの南蛮漬けとか。鮮度の良い鰹のタタキとか、時々無性に食べたくなります。
日本の魚も輸入品多いと思うけど何が違うんだろうね???? 私が住んでいる所は海が遠いから仕方ないのかなぁ。
最近はまっている食卓シリーズ。
今回はこちらをご紹介。

輸入、加工の知らない世界編
添加物に関わる本は以前読んだ事があったので、ある程度知っている内容かなと思っていたけど、まだまだ知らない事が沢山ありました。
どんな事もそうですが、先入観による思い込みってあるんですね。このシリーズで印象に残っているのは『ふるさと物産品のふるさとは横浜港!』 今始まった事ではないようですが、横浜港には全国各地からトラックが集まり、地元名産品に使われる原材料の調達に来ているとか。もちろんそれは輸入品。
そして、それぞれ各地に戻って、その産地物産としてスーパーやレストランやお土産屋さんに商品として出されている事は珍しくない様です。
別に輸入品が悪いと言うのではなく、それを知るまでは例えば長野で『信州そば』を買ったり食べたら、地元のそば粉を使っているのだろう。と思い込んでいたけど、原材料は外国から仕入れ、長野で作って『信州そば』として売られているとう現実も多いという事。
私以外にも知らない人いるんじゃないかな。
そしてその横浜港には海外から輸入されている塩漬けになった野菜が入っているタンクが、あのくそ蒸し暑い日本の夏の炎天下で何年も過ごしていることなども今始まったことではないと言えども衝撃的でした。
塩漬けになっている野菜達は、炎天下でも塩漬けなので腐らないそうです。
そして、加工業者の中には、『形さえ残っていれば、味、食感、色は、添加物で加工すればどうにでもなる』とおっしゃっているそうで、それが、身近なスーパーやレストラン、物産展などで商品として普通に売られているみたいです。
そして、輸入品の内容チェックは、人員不足もあって書類審査でほとんど通ってしまうとか。。。数年前に発行された本なので現在は多少変わっているのかもしれませんが。。。残留農薬や防腐剤が実際どれくらい使用されているかなんてわからないのが現状なのかしら????と思ってしまいました。
同じ商品なのに、何で値段が違うんだろう。。。どうしてこんなに安く食べられるんだろう。。。そのカラクリもこういう部分にあるんでしょうね。
ネットのニュースを見ていると、中国での食品問題がよく取り上げられていて、それを読むと『中国には人々の安全や健康ではなく、目先のお金儲けだけに目をとらわれている人達が多いのかしら』と思ってしますが、日本の加工業者にも同じような事してる所は沢山あるんじゃん! 中国を問題視する前に自分の国の食の現状ももっと多くの人に知ってもらうように取り上げた方がいいのでは??と感じされられる1冊でした。
消費者が『それでも美味しいし、便利だからいいの。』という事であれば、ビジネスは今後も成立して、こういう商品は増え続け、手間ひまかけて作った味の美味しさがわからない舌が増えて行くのかな。。。。それも悲しい現実のような気がします。
今食べているものは、自分の将来だけでなく、次の世代への影響も関係があるかもしれないこと。自分の大切な家族が病気で体が弱ってしまった時、体への負担が少なく優しいものとしてどんな食事をさせてあげたいですか。生まれてきてくれた子供が元気に成長する為に、どんな食事をさせてあげたいですか。
人によって、費用を費やせる価値観は違うとは思うけれど、安さの裏側にある現実。ふと立ち止まって今買おうとしている物が体への余計な負担がないだろうかと考えられる人が増えて行けば、食の内容が変わって行くんじゃないかなあ。

今日は和食ランチ。ぬか漬け、卯の花、味噌田楽、唐揚げ、切り干し大根の胡麻と鰹まぶし、味噌汁、ご飯。多少日本からの食材差し入れも含みますが、これだけできちゃうんだもんね。
夕飯はポールの友達を招待して、すき焼きディナー。今日のお客様はとてもおもてなしがいのあるいいお客様でした。家族みんなハッピー。
基本調味料さえあれば、日本のスーパーにずらりと並ぶ便利そうなタレやソースなども、簡単に美味しく手作りできるし、母の手作りは別として、もしかしたら日本で生活していた頃よりも美味しい和食を食べているのではないかと時々思うくらい便利になりました。
しかも友達が作ってくれると美味しさ倍増。食欲も倍増。嬉しいわ~。
それでもお魚の鮮度は日本の方がいいかなと感じます。
お寿司はもちろんのこと、美味しい焼き魚が食べたい~。生臭くないアジの開きとか。イワシの南蛮漬けとか。鮮度の良い鰹のタタキとか、時々無性に食べたくなります。
日本の魚も輸入品多いと思うけど何が違うんだろうね???? 私が住んでいる所は海が遠いから仕方ないのかなぁ。
最近はまっている食卓シリーズ。
今回はこちらをご紹介。

輸入、加工の知らない世界編
添加物に関わる本は以前読んだ事があったので、ある程度知っている内容かなと思っていたけど、まだまだ知らない事が沢山ありました。
どんな事もそうですが、先入観による思い込みってあるんですね。このシリーズで印象に残っているのは『ふるさと物産品のふるさとは横浜港!』 今始まった事ではないようですが、横浜港には全国各地からトラックが集まり、地元名産品に使われる原材料の調達に来ているとか。もちろんそれは輸入品。
そして、それぞれ各地に戻って、その産地物産としてスーパーやレストランやお土産屋さんに商品として出されている事は珍しくない様です。
別に輸入品が悪いと言うのではなく、それを知るまでは例えば長野で『信州そば』を買ったり食べたら、地元のそば粉を使っているのだろう。と思い込んでいたけど、原材料は外国から仕入れ、長野で作って『信州そば』として売られているとう現実も多いという事。
私以外にも知らない人いるんじゃないかな。
そしてその横浜港には海外から輸入されている塩漬けになった野菜が入っているタンクが、あのくそ蒸し暑い日本の夏の炎天下で何年も過ごしていることなども今始まったことではないと言えども衝撃的でした。
塩漬けになっている野菜達は、炎天下でも塩漬けなので腐らないそうです。
そして、加工業者の中には、『形さえ残っていれば、味、食感、色は、添加物で加工すればどうにでもなる』とおっしゃっているそうで、それが、身近なスーパーやレストラン、物産展などで商品として普通に売られているみたいです。
そして、輸入品の内容チェックは、人員不足もあって書類審査でほとんど通ってしまうとか。。。数年前に発行された本なので現在は多少変わっているのかもしれませんが。。。残留農薬や防腐剤が実際どれくらい使用されているかなんてわからないのが現状なのかしら????と思ってしまいました。
同じ商品なのに、何で値段が違うんだろう。。。どうしてこんなに安く食べられるんだろう。。。そのカラクリもこういう部分にあるんでしょうね。
ネットのニュースを見ていると、中国での食品問題がよく取り上げられていて、それを読むと『中国には人々の安全や健康ではなく、目先のお金儲けだけに目をとらわれている人達が多いのかしら』と思ってしますが、日本の加工業者にも同じような事してる所は沢山あるんじゃん! 中国を問題視する前に自分の国の食の現状ももっと多くの人に知ってもらうように取り上げた方がいいのでは??と感じされられる1冊でした。
消費者が『それでも美味しいし、便利だからいいの。』という事であれば、ビジネスは今後も成立して、こういう商品は増え続け、手間ひまかけて作った味の美味しさがわからない舌が増えて行くのかな。。。。それも悲しい現実のような気がします。
今食べているものは、自分の将来だけでなく、次の世代への影響も関係があるかもしれないこと。自分の大切な家族が病気で体が弱ってしまった時、体への負担が少なく優しいものとしてどんな食事をさせてあげたいですか。生まれてきてくれた子供が元気に成長する為に、どんな食事をさせてあげたいですか。
人によって、費用を費やせる価値観は違うとは思うけれど、安さの裏側にある現実。ふと立ち止まって今買おうとしている物が体への余計な負担がないだろうかと考えられる人が増えて行けば、食の内容が変わって行くんじゃないかなあ。
