うちの子達が自転車のジャンプ台として使っていたスロープと、義理の両親宅の裏庭からもらって来たデッキの端材。
これが、低年齢の子達にはそこを上り下りする丁度いい小道具。
これを庭やドライブウェイ、縁石の隣などに設置すると、ゆっくりゆっくりと、登ったり降りたり。
設置方法も工夫できるので、子供達に「これ、どこに置く?」と聞いて 「ここ」とか指さしで教えてくれた場所に設置することもあります
今日は最初にスロープを置き、その先にチョークで丸をいくつか描きました。
ゆっくりと、降りてその上を歩いたり、ジャンプする様子を見せると、1歳の子達が「自分もやる」と参加してくれました。
まだ丸から丸へジャンプはできないけど、その上を歩く。ができたので、少しずつ書き足したり、小道具を加え、ぐるりと1周できるサーキットを作りました
まだジャンプがうまく出来ない子は、縁石の高さだと少し不安で、飛べなくても、この木の上からだと飛べたり。
渦巻きのところでは、その場でぐるぐる回ります
別の子に、次はこっちへ行くとか、ぐるりと一周回れる。という事を伝えたいかのように、ジェスチャーで伝えてくる子もいました。
今日はスノーパンツとブーツを履いていたので、もう少し軽装になると、動きに幅も出そうだなと感じました
手前のタイルは、間の幅を広げると、難易度を上げられます
途中で3歳の子が加わり、しばらく様子を見ていると
このように2つを組み合わせ、「黄色に塗った」と色付けもしていました
ちゃんと崩れないように、バランスを意識して作ったのが伝わって来ます。
ここを上り下りする様子を見て、他の子達も真似して上り下りしていました
さらに、サーキットの中に「お化けがいる場所」が加わりました
「お化けはどこにいるの?どうしたら会える?」などいくつか質問すると、その子なりの答えをくれました
Open-ended_questionsと言うのですが、「質問に対する答えに模範解答がない質問」つまり、答えはその子が思う考えでよい質問。は、子供の思考力や、言葉での表現力、会話力を高めるにはとても有効です。
「どうして、なぜ、だれが、何を、いつ、どこで」などを含めた質問。
質問者の大人が思い描くような模範的な答えを求める必要はありません
特に3歳以上の子達に、日常の会話でもどんどん取り入れる事がおすすめです。
なるほどね〜と感じる発想や、発言。
そんな風に考える事ができるように成長してるんだな。など感じさせられます
その答えに対してさらに質問をしてみてもいいし、「〜なんだね」と共感するような返答で反応するといいです
また、言葉の発達段階で、フルセンテンスでうまく言えない場合や、助詞の使い方が違っていたなんて時は、「その子が言いたかった事を、正しい表現で さらりと言い直して返答すると、子供達は耳から聞いて、正しい表現方法をどんどん習得していきます
我が子達にも、特に2、3、4歳頃には意識的にそういった会話をしていました
何気な〜く、体を使って遊んでいるように見えるかもしれませんが、この活動の中で、子供達は身体をのバランスを鍛え、自分が思うように体を動かす力、思考力、会話力、友達との譲り合いなどの社会性、描くという表現力、立体に物をしっかりと組み合わせる空間認識力。など、様々な学びを得ています
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