最後の戦犯、大友さんの音楽

毎週、篤姫を見終わると、
教育テレビのＮ響の番組にチャンネルを変えるのが
我が家の定番なのだが、

７日の日曜日、たまたまダンナがソファでうたたねをしていて
私もチャンネルを変える気にならず、そのままＮＨＫを見ていた。

「最後の戦犯」、音楽　大友と見えたところから
話の筋を追いながらも、音楽が気になってかなり集中してみた。


上官の命ながら捕虜を殺したという罪に問われ、
加えて、上官の操作により逃亡を強いられ、

家族は理不尽な迫害を受けるといった実話をもとにした
重い内容に真正面から取り組んだ、いいドラマだった。

こういうドラマがあるという予告を全然みてなかったので
すべて新鮮で、主人公役のＡＲＡＴＡという役者さんも好演だったし、
村田、倍賞、誰もいい味を出していた。


音楽の大友さんという名前は、
さがさんの八大ソングのＣＤをプロデュースなさっていたので
最近興味をもって見ていたお名前だった。

音楽の一音一音、とてもその場にあった音だった。
緊張感のあふれる音、とても効果的だ。

途中人の声が入る場面では、誰なのかなと聞きながら
最後のクレジットで、カヒミ・カリィと知った。

映画音楽というジャンルの作り方をよくは知らないが
聞いていて、ドラマの理解と切り離せないと感じた。

見た方はいらっしゃるでしょうか？
再放送をお願いしたい、いいドラマだった。

役目としての殺人、死刑制度にも通じると思いながら
気になったドラマだった。


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