toty日記

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地雷のない家

2007-04-03 22:00:06 | 夏の思い出(一匡邑)
家によって、その家風がある。
家風なんて、偉そうなものでなくても、
流儀のようなものがある。

夏、一緒に過ごすいとこたちに接していると、
我が家との違いに気付くことも多かった。

我が家では、父が時々、言葉遣いが悪いとか、
態度が生意気だ、などといって、
突然怒り出すことがあった。

父方の家は、長幼の序や、言葉遣いもみな気をつかっていて
兄弟でも、敬語をつかっていた。

そういう育ち方できたので、
母方の家族の自由さが、時に秩序のないものに思えたり、
馬鹿にされたように感じたりするのだと思う。

一匡邑で過ごす毎日は、
親戚とはいえ、よその家庭のようすを垣間見る日々だった。

おじ、おばをつかまえて、
○○ちゃんと呼ぶのには、私は抵抗があった。
あ、これが家庭による差だなと、感じた。

我が家では、時々爆発する地雷が存在したが、
地雷のない家族もあるんだと、妙にうらやましかった。

その頃は、我が家は堅苦しくて、と思っていたが、
年を経ると、いろいろな家庭を見聞きできて、
よかったんだなと、思える。


地雷のない家! クリック!

写真は、山中湖畔の芽吹き

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3 コメント

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Unknown (Unknown)
2007-04-04 01:20:00
喘ぎながら登る草軽電鉄、目に浮かぶようです。
スイッチバックが幾つもあったみたいですね。
Wikiには、「55.5kmを走破するのに2時間半~3時間を要した」とありますから、自転車並みの速さですよね。

草津から硫黄を運んでいたんですか。
硫黄はマッチだけでなく、火薬や化学薬品の原料にも使われるそうです。
硫黄が石油から採れるようになり、草軽電鉄が廃線になる頃には、硫黄鉱山も閉山に追い込まれていったようです。

いとこ達を見て初めて知るその家の流儀ってありますよね。
家風も流儀も、それぞれの家庭の文化なのかもしれませんね。
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失礼しました(汗) (NANAE)
2007-04-04 01:22:14
前のコメント、私のです。
うっかり、名前を入れ忘れました。
返信する
草軽電鉄 (toty)
2007-04-11 23:19:10
★NANAEさん
草軽電鉄の話をしたら、
舅も、昔話として、
途中故障した時は、動き出すまで
降りて押したなんていっていました。

動き出した所で、飛び乗ったと。
そんな、のどかな電車だったようです。

手持ちの写真でもあればと思うのですが
今のところみつかりません。

今、お返事を書きながら
ネットで検索して、懐かしい記録を
何箇所で見つけました。

いとこたちと一緒に、いつか、
一匡邑のことを
まとめたら、面白いだろうなと
思いはじめています。
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