toty日記

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花と線香手に持って

2014-03-02 17:48:08 | 鹿児島旅行
いよいよ、おやじのお墓参り。
一部、最初の日記に写真を載せましたが、

途中で買った「花と線香手に持って」、坂を上がっていくと
おやじのご先祖様の古いお墓があって、
その奥におやじとおばさまのお墓がありました。



その日は風の強い日で、最初はマッチで火をつけようとしましたが
なかなか着きません。

新聞紙を丸めて火をつけて、その火をお線香につけようとしても
直ぐ火は消えてしまいます。



かっとんや、もっちゃんやにこさんが一生懸命やってくれている間

ふと見ると、お墓の脇にあった灯篭の中に、
プラスチックの箱があり、その中にチャッカマンがあったので

それを借りて、またしばし。



やっと火がついて、お参りしました。



(3月2日、姑の命日だったのでお墓詣りに行って、
お茶屋さんに、お線香って、なかなか火がつかないもんなんですね、

と話したら、そうなんです、やっぱりそれ専用のジェットライターっていうのでつけないと
つきにくいですよ。

それから、お線香も高い物はつきやすく、お安いものはなかなかつきません。
と教えてくれました。道端で買ったものは、お値段もお安く、
それで、つきにくかったのかな、などと、今頃思っています。

日頃、夫の家は神道で、私の実家はキリスト教と
お線香を使うことがなかったので、初めて知ったことでした。)

小高い所から振り返ると、
海が臨めます。いい所です。



お参りを済ませて、階段を下りかけるとこんなこんな石碑が。



おやじの先生なのでしょう。
「弟子 小原國芳」とあるのを見て、思い出したこと。

小さかった頃、年賀状を書く季節になると
お世話になった方に、年賀状を出しなさいと、よく言われました。

言われたとおり、お世話になった先生方に年賀状を出すと、
おやじからも、少し時期がずれて(二月ごろだったか)、必ずお返事がありました。

その頃でも生徒数はかなりのものなのに、
お返事が貰えたと嬉しかったものです。

入学式の時、みんなのお師匠さんとなって、みんなを弟子と呼べることに感謝しますと
おっしゃった、師弟という言葉、

長じると、師弟同行とか、そういう言葉につながって、
有難い言葉だったのだと、今更ながら思います。

一つ一つが思い出につながる、そんなお墓参りでした。

道におりてきたら、
道端の壁に、こんな菫の花。
ちょっとした穴に咲いたのでしょう。たくましい花でした。




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