峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

キュウリ棚

2024年06月24日 | 園芸

キュウリは2021年のプランター2023年地植えなど夏野菜では一定の成果を上げてます。

でも畑ではキュウリ棚の作り方がわからなかったから植えてませんでした。

そこで今年こそと思い、畑の持ち主の同級生に作り方を聞いてみて、自宅に作ったのがこれです。

ポールと金具を組み合わせて固定、自宅ではオカワカメのポールとトマトのポールを作ってみました。

女房から「上手にできてる」とお墨付きをもらいました\(^o^)/

 

この成果を踏まえ、畑でも作ってみました。

畑は畝が長いので横のポールは何本か組み合わせます。

そして端っこと真ん中には別の支柱をクロスして立てないと危ないです。

クロス部分は麻紐で固定、百均で買ってきたネットを組み合わせて何とかサマになりました。

今年は全般に種からの発芽・生育が遅く、キュウリも6月19日現在でこんな大きさです。

昨年は6月9日には既に収穫してるし2021年も6月20日過ぎには収穫できてます。

ちなみにキュウリの周りにはコンパニオンプランツネギ、葉ネギ、パクチー(種蒔き)を混植しました。

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メッシュサロペットパンツ

2024年06月22日 | 園芸

バローホームセンターのチラシに『ハーフメッシュサロペットパンツ』が載っていた。

『飛び散る草からガードします』とのこと。確かに草刈りをするとズボンなどに草の屑がビッシリと付く。それに夏場に向けてメッシュというのもいいかも?と思って買いに行った。

パッケージを見ても、いろいろ美味しいことが列挙してある。そういえば電動ノコギリで木を切っても木屑が飛び散って長靴やズボンがしっかり汚れるから、これは良さげだ。

ということで、買ってきて試着してみた。前掛け部分はメッシュ。裾部分はガード。裏のふくらはぎ部分もメッシュ。お尻部分は開いているので涼しそうv(^^;

実際に使ってみないと何とも言えないけれど、とりあえず使えそうに思えるよ。

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スシロー岐阜正木店に行ってみた

2024年06月20日 | たべあるき

スシローペロペロ事件で日本中の注目の的になったスシロー岐阜正木店が新装オープン。

そんなチラシが2週間前に入った。

スシローはペロペロ事件が相当ショックだったのか"お客さま専用レーン"を作ったのだそうだ。

新しいレーンも面白そうだし、売り出し期間中は5%OFF。早速行ってみることにした。

スシローは以前からチョー人気店で平日のお昼でも駐車するのに困るくらい混む店だったから予約をかけて行った。

時間の関係からか、すんなりとテーブルに入れた。でも20分後くらいには席待ちのお客さんで一杯になってたので、やっぱ予約をかけて行くべきだなあ・・・

大型タッチディスプレイの"デジロー"は従来のタブレット端末に較べると段違いに見やすい。それにテーブルの両側からオーダーできるから注文しやすさも2倍。

そして注目の"お客さま専用レーン"は真ん中のレーンを動いてきた注文品が席の手前で自席のレーンにレーンチェンジして届けられるから慌てて皿を取らなくてもいい。ただし複数の品が届いたときは最終地点で皿同士がぶつかり合って悲惨なことになるので、待ち構えて上手にキャッチしないといけないのだ(^^;

そんなシステムを前にして、嬉しそうな孫ちゃん。そんなわけでタラフク食べてみんな満足。

5%OFFもキッチリ享受させてもらい、そのうえ会計時に次回の5%OFFも貰えたし、しばらく通うことになるだろう。

 

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日本の不都合な現実

2024年06月18日 | 時事ネタ

いま読んでいる本『誰も教えてくれない 日本の不都合な現実』2021年西村博之著 が面白い。

著者は何かとお騒がせな2チャンネルの創設者。書き込みの削除要請などイロイロ裁判沙汰になっている。

そんな一世を風靡してる人の言い分を読んでみたいと思った。それとぶっちゃけた話、ブックオフとか三洋堂などの古本コーナーで見つけたから、つい買っちゃったんだけどね (^^ゞ 

と、内訳話はともかく、手に取ってパラパラと斜め読みしてみて驚いたのは身も蓋もないというか、あけすけに書き過ぎてあること。なので思わず買ってしまった。その代表的なものが

『若い人が選挙に行っても政治は変えられない』 

日本は平均年齢48歳の高齢化社会で、18歳から39歳の人が全員選挙に行っても40歳以上の人口が3倍いるので高齢者の意向が勝ってしまう。どんなに頑張っても人数的にはじめから負け戦。政治家も高齢者にウケる政策をしないと選挙に勝てない。それが日本の現実。若者が選挙に行っても初めから勝てないこの仕組みこそ政治が変えてほしい。と結んでいる。

私ゃ今まで投票に行かない人を批判してきたが、統計的に見たら言われるとおり、至極当然な話である。

働く世代とそこにおんぶにだっこの世代が同じ票数でしか意思表明できないのは却って不公平。

だから働く世代と年金受給世代とでは1.5~2倍くらい差をつけるべきではと本気で思ってしまった。

 

ほかにも帯封だけでも紹介すると・・・

『世の中には無能な人も存在する』=多様性の一種、それなり生き方をすべき。

『お金持ちと貧乏人の差は埋まらない』=もはや常識。

『日本が財政破綻する可能性はある』=常識。

『学歴は親の収入で決まる』=親ガチャ。

『若者の給料はこれからどんどん下がる』=日本は貧しい国だから。

『いじめはなくならない』=社会性のある動物の本能だから。

『ウソつきの方がこの世は勝ちやすい』=常識。

『日本の道徳教育には欠陥がある』=悪い人がいることを前提にすべき。

てな具合だ。詳しい書評はこちらにあるので参考までに。

PS.

読み進むうちに『キラキラネームは生きるのに不利』というページを見つけた。

キラキラネームについては当ブログでも『キラキラネーム』をはじめとして何度も話題にしているので、やっぱそうだよねえと思った。この本の筆者も『キラキラネームをつけられた子はその後の人生で不利な目に遭う可能性が大きいです』と書いている。

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2024年、夏畑

2024年06月15日 | 園芸

昨年2023年から借りている畑。

今夏は種から育てている苗がちっとも大きくならなかったが、1週間前から昨日にかけてなんとか体裁が整った。

でも、それぞれの苗がとてもチープ。写真の苗はそれぞれ左上からピーマン、ナス、キュウリ、トマト。

育ちが一番の苗ばかりだから比較しにくいけれど、この時季この大きさではお先真っ暗では?

昨夏はもっと苗が大きかったような覚えだったので『昨年の畑』と比較してみた。

下の写真は昨年の畑に植えたナスとピーマン。葉の間は離れているものの背丈が全く違う。

畝全体を見ても苗の背丈が揃ってる。

日にち的には6月26日の画像だから10日ほど違う。だから単純比較はできないけどね。

 

それからニンジン(冬畑では成功)を種蒔きしたが、芽が出なかったので昨日播き直した。

また枝豆もポットに種まきして植えつけられるほど育ったのが3割。写真は成功した苗8株を植えたもの。

そして左側は別畝のホウレンソウとサニーレタス。

枝豆用に準備した畝が半分以上余ってしまったので、豆を直播きしてみた。

あと1畝にも昨年余らせてしまった豆を直播きしてみた。

上に敷き藁しとけば鳥にやられないだろうと思うが・・・

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恵那峡クルーズ

2024年06月13日 | 旅行

泊ったホテル恵那峡温泉ホテルゆずり葉から見えた風景(下の写真)。

恵那峡越しの笠置山(左上)。恵那峡(右上)。大井ダム(中左)。恵那峡ランドと紅岩(中右)。紅岩山荘内「長島鉱物陳列館」(左下)。恵那峡大橋(右下)。

恵那峡は大正13年にできた日本初のダム式発電所「大井ダム」によってできたダム湖にある人工峡谷である。

その恵那峡をダム湖から観光するのが「恵那峡クルーズ」。せっかくここまで来たなら乗らなきゃソンソン。

割引クーポンもゲットして、船着き場へ。恵那峡クルーズのパンフレットである。

峡谷内の巨石・奇岩など写真は撮ったがパンフレットの方がわかりやすいので。

遊覧船乗り場から出航。恵那峡大橋を潜り、金床岩と将軍岩(左下)や獅子岩(右下)などを見ながら進む。

途中15分ほど前に出たジェット船とすれ違った。この船には香港から?の団体客が乗っていた。私たちは遊覧船乗り場に早く着き過ぎた。出向時刻まで待ってる私たちを後目に後で到着した団体客が時刻表にない便で先に出航 (`へ´) していったから

判ってんだけどね。 " alt="" />

まあ、そんなわけで船内の観光案内も日本語の後で英語のアナウンスが流れてた。というより撮影してたら英語の動画の方が多くなってしまったので、削除・結合してまとめた動画なわけ(^^;

写真の方は雨模様で窓に水滴が付いたりしてクリアな画像が少なかったが、色々楽しめて良かったわ。

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恵那峡温泉ホテルゆずり葉

2024年06月10日 | たべあるき

苗木城跡に行ったあと、久しぶりに温泉宿泊をした。行ったことがない恵那峡温泉である。

恵那峡は大正13年にできた日本初のダム式発電所「大井ダム」によってできたダム湖にある人工峡谷だ。そしてその畔にある恵那峡温泉には3つの代表的なホテルがある。湖に一番近いのが『恵那峡国際ホテル』、2008年12月オープン。次に『恵那峡グランドホテル』、1971年4月オープン。そして1965年に恵那市が土地を旧郵政省に寄付して誘致したのが『かんぽの宿恵那』。

かんぽの宿は郵政民営化に伴い2021年に民間に譲渡されたが、恵那は設立の関係から地元資本により2023年4月に『恵那峡温泉ホテルゆずり葉』としてリニューアルオープンした。

そんな経緯は知らず、ゆこゆこで予約したんだけどね。

リニューアルオープン一周年記念とか掲示してあったから何だろう?と思ったくらい。

それでも部屋からの展望はいいし、部屋の下駄箱の上にスリッパ用の名札・・・

大浴場でスリッパを脱いだとき、この名札をスリッパに付けておけば履き間違えられることもない

・・・心憎い配慮に感動した。

先月の琵琶湖のようにお風呂以外の浴衣禁止なんてこともなく、スリッパもご安全だったし(^^;

お風呂は温泉、露天風呂もありーので、温泉宿の定番3回入浴ができた。

お楽しみの夕食は展望レストラン。

給仕などをしてくれたのはどう見ても外国人女性。聞いてみるとお国はネパールとのこと。うーん、国際的。

テーブルには前菜とお造り、しゃぶしゃぶ(下の画像の台物)が供された。

まずは前菜から。

前菜といっても書いてあることが凝ってるので、それぞれピックアップしないと・・・

『冷やし玉〆 恵那産トマトジュース』

でも、だいたい『玉〆』ってなに?

読みは『玉締め』。溶き卵を、少量の塩を加えて煮立たせた出汁に入れてゆるやかに固め、取り出して巻き簀で締めて冷まし形を作ったもの。広い意味では「卵とじ」など卵の凝固力を利用した料理全般に使われるとのことだが、どこに玉締めがあるかわかんない。冷たいトマトジュースはそのまんまなのでわかったよ。

『新若布の桜花寄せ』

桜の葉っぱが下に敷いてある。でも桜の花は・・・ピンクの練り物がそうみたい。ワカメと桜の葉っぱの取り合わせが面白い。

 

『春子の鯛手毬寿司』

鯛の手毬寿司は薄味で良かった。では『春子』は・・・春に生まれた子供かしらと思っていたら『カスゴ』と読むのだそうで、真鯛、血鯛(チダイ)、黄鯛の幼魚の総称なのだそうだ。

知らずに『ハルコ』と認識していたら恥をかくところだった。こういうものにはルビを振って欲しい。漢字で書けばいいってもんじゃない。日本語はかくも難しいものなんだから。

『蕗と恵那燻製チーズのお浸し』

フキの葉柄をお浸しにし、チーズを添えたもの。

『鶏若草松風』

若草は緑部分で松風は和菓子の松風のような見た目をした料理。しっとりした食感だった。

『鍵蕨と花びら百合根』

鍵蕨とは鉤の手のように曲がった蕨の芽のこと。花びら百合根は前述した『新若布の桜花寄せ』で桜の花と思ったものが百合根のようだ。紛らわしい置き方をするんじゃないよ。

 

『ブロッコリー昆布押し』

ブロッコリーは見るからにわかるけれど、昆布はどこに・・・というより昆布出汁で仕上げたというところか?

『青竹串打ち(鰻蒲焼き、赤蒟蒻有馬煮)』

串打ちにした鰻蒲焼きと赤蒟蒻有馬煮。鰻蒲焼きは安定の美味さ。赤蒟蒻はそのまんまだけど、有馬煮とは有馬の山椒を使った煮物につける名称とのこと。そう言われればピリ辛だったような。

お造り『勘八平造り 鮪 恵那くしはらの里 刺身蒟蒻』

勘八はカンパチ。鮪ではなく鱒と言って出された。刺身蒟蒻は丸いまんま。くしはらは旧串原村で明智より南、矢作川で愛知県と接している。峠では大馬渡峠がある。

 

焼肴『更紗鱒ポテト焼きと春野菜の蕗味噌添え』

また訳のわからん用語『更紗』。一般的には多色を用いて色々な造形を染め出した織物のこと。転じて料理では数種類の色の材料を取り合わせて「更紗模様」のように彩りよく仕上げた和え物のことで、和え物の他にも使える献立名。 材料や和え衣に決まり事はないので、野菜類や魚介、鶏肉、練り物、大豆製品などと好みの和え衣を合わせるとのこと。

でも、見たところ更紗とは言い難く、ポテト汁がかかっているだけ。春野菜はタケノコほか。もちろん美味しさとは関係ない。難解な用語を使いすぎだなあ。

蓋物『筍万頭碓井餡掛け』

碓井餡とは明治時代から羽曳野市碓井地区で栽培されているエンドウ豆のことらしく、明治時代にアメリカから入ってきたとのこと。

 

揚物『恵那鶏の柚子卸し大根 黄ズッキーニ 春子椎茸 青唐針唐辛子』

鶏の揚物に柚子卸し大根がかけられたもの。黄ズッキーニや青唐辛子の味は覚えてない。

そしてまたもや出てきた『春子』これも『カスゴ』かと思ったら

椎茸は、発生する時期により春子(はるこ)藤子(ふじこ)、秋子(あきこ)、寒子(かんこ)とも呼ぶ。春子は、2月から4月頃に採れるものとのこと。

まったくぅ。同じメニューのなかで片や『カスゴ』片や『ハルコ』と読ませるものを入れるならルビを振らんとアカンでしょう。

台物。冒頭に載せた固形燃料で作る『しゃぶしゃぶ』。

しゃぶしゃぶと言えばポン酢や胡麻ダレを付けて食べるのが定番だけど、塩麹スープがどうとか書いてあるのでしゃぶしゃぶするところに。塩麹スープが使ってあるようだ。けっこう薄味だったので期待外れと言っておく。

食事『若布ちりめん御飯 恵那坂折棚田産こしひかり使用』

止め椀『恵那マルコ醸造無添加味噌仕立て』

香の物『ゆずり葉売店漬物』とのことで、タクアン、野沢菜、柚子味噌?が出た。

若布ちりめん御飯は味がついているので食べやすく味噌汁もお代わりが出来たので、例のネパールの方にお代わりをお願いした。

坂折の棚田は日本の棚田百選に選ばれたところで坂折峠中峠福地峠中の方峠など峠も豊富にあって楽しい所だった。みんな苗木藩の領地だなあv(^^;

水物『オレンジゼリー、メロン、苺ケーキ』

苺ケーキは小さすぎてイマイチ。メロンとオレンジゼリーはそれなりに美味しかった。

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苗木遠山史料館(遠山の金さん)

2024年06月08日 | 歴史

苗木城跡に登城した後、麓に下りてきて車を停めた苗木遠山史料館に入った。

中世・戦国時代から明治時代初期に至る、苗木領の歴史的な文化遺産を保存・公開する史料館だ。

苗木遠山家の資料を中心に、苗木領と苗木城に関わる資料を展示している。

入館料は330円だが、 JAFなどの会員証を提示すると 270円に割引される。

私はイオンカード(WAONカード)で割引してもらった(^^;

 

こういったミュージアムの常で館内は撮影禁止だが、お城の復元模型だけは撮影可だった。

展示物のなかには歴代城主の肖像画や兜甲冑、鉄砲、刀剣などがあった。

注目したのは明治維新後の廃藩置県の際に賜った『遠山美濃守 苗木藩知事を仰せ付ける 明治2年6月』の拝命書が残っていること。一時的にせよ苗木藩知事が存在したわけである。

 

また全国的にも珍しい徹底的に行われた神葬改宗や廃仏毀釈について紹介してあった。

苗木藩は明治新政府の神道国教・祭政一致の政策を受けて、廃仏毀釈運動を開始し、ほかに例を見ない程、 藩の政策として徹底的に仏教施設等の破壊を行った。明治新政府の意図したものではなかったのに、苗木藩は強制的に領内の仏教的要素の払拭を行い、 寺院を打ち壊し、路傍の石仏や位牌までも廃棄させたという。そのため現在でも旧苗木領にはお寺がないそうだ。

なぜここまで徹底的に行ったかというと幕末に平田国学思想を学んだ藩士が明治新政府と良好な関係を保つよう、平田国学思想を藩政に取り入れたため苛烈な政策になったらしい。幕末~明治維新という激動の時代だったとはいうものの、苗木藩ではさらに極端な状況だったのが理解できた。

 

蛇足であるが、遠山といえば真っ先に思い浮かぶのが遠山金四郎景元。遠山の金さんである。

北町奉行としてお白洲で「この桜吹雪に見覚えがねぇとは言わせねぇぜ!」などと啖呵を切るのが時代劇での定番だが、モデルの遠山景元は明知遠山家の分家の6代目。知行500石の直参旗本である。

同じ岐阜県でも恵那市明智町由来の遠山氏なのであった。

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道との遭遇で栃折峠が・・・

2024年06月06日 | 

今週CBCテレビで放送された『道との遭遇』で富山県の栃折峠中腹にある廃隧道が紹介された。

2000年7月に栃折峠をゲットしたとき、中腹にあったトンネルを『謎のトンネル』と記している。

それが番組で取り上げられたので嬉しさ百倍。そして今でもあるんだと感慨深い。

 

隧道ができた経緯は雪が積もると交通が途絶してしまい郵便物も届かなくなってしまうため、人道専用の隧道を造ったのだそうだ。

このように人が通れるだけの大きさしかないので隧道内は狭く、素掘りでつくられていた。

そんなレベルなので現在では崩れているところもあり、通り抜けはできなくなっている。

この峠区間にある国道471号線は昭和12年にできているが、廃隧道になった栃折隧道は昭和30年竣工。なんと私より年下なのである。

それがなぜ、いつ廃道になったのか。ジモピーに尋ねてみると昭和43年にブルドーザーを導入し除雪をするようになってから徐々に使われなくなったのだそうだ。

長年?の疑問が解けてガッテンの回であった。

 

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天空の城・苗木城

2024年06月04日 | 歴史

先週、中津川の苗木城跡に行ってきた。

なんかの番組で

『木曽川を見下ろす岩山にあり、中山道の往来が監視できる立地』

と紹介されていて、一度行ってみたいと思っていたのだ。

城の縄張りというか案内図。

備え付けパンフレット。イラスト配置などイマイチだが色々とわかりやすいので。

苗木城は苗木遠山氏が戦国時代(1526年頃)に築城。本能寺の変の後、森氏に城を追われるが徳川氏に身を寄せ、関ヶ原の戦い前に徳川氏の指示で城を取り戻す。この功績により、苗木領1万521石の大名となり、明治4(1871)年の廃城まで約270年、12代にわたって遠山氏が治めた。

一般的に1万石の大名は城を持たず陣屋に住んだが幕末期の大名のうち苗木遠山氏のみ城持ちだった。苗木城は写真のように岩山に造られており全国的にも珍しく、昭和56年に国史跡に指定された。

 

ということで麓の駐車場に車を置いて登り始めた。石畳になった車道などを歩き、最後の駐車場(A1)を過ぎると『足軽長屋跡』があった。

ここから二の丸や天守跡が見える。立てられた看板には『かつての苗木城』として復元CGが掲示されている。

足軽長屋から歩いていくと石畳道などを経て風吹門跡(かざふきもん)へ達する。

ここは大矢倉を北側に配した三の丸への入り口で、今は広場になっておりトイレもあって、観光客の休憩場所になっている。

次に三の丸と二の丸を隔てる大門跡(下の左上の写真)を通り、綿蔵門跡(下の右上の写真)へ。道が登りにかかる。

折り返して坂下門跡(上の左下の写真)。

ここら付近から西方には木曽川、城山大橋、笠置山(上の右下の写真)が見える。

 

さらに菱櫓門跡から階段の折り返しを経て千石井戸(下の左下の写真)に辿り着く。ここは殆ど山頂だというのにどんな日照りでも枯れなかったと伝えられており、千人の用を足すことから千石井戸と言われた。

今でも井戸には水(上の右下の写真)があった。山頂直下なのに不思議なことだ。またここに本丸口門があって二の丸と本丸との境になっていた。

本丸口門付近には大岩があり(下の写真左上)、それを利用して石垣が造ってある。そして天守跡(下の写真右上)が近づいてくる。この折り返しを登っていくと、いよいよ天守台だ。

天守台の展望台(上の写真)は大岩の上に懸け造りで建てられている。岩に穴を穿って支えられている。

展望台に上がると視界が抜群に広がる。

特に木曽川上流方向と中津川市内である。在りし日には中山道の往来を見張ることができたという。

カメラをズームしてみると上部路トラス橋の玉蔵橋の下流に廃線跡と思しきトラス橋が見える(上の画像右下)。

これは予想通り北恵那鉄道の廃線跡だった。やはり「玉蔵橋」と呼ばれていたそうで、錆具合といいその形といいとても格好いいのだ\(^o^)/

天守台直下に独立した大石があった。『馬洗石』という。かつて敵に攻められ水の手を切られたとき、この岩の上に馬を乗せ、米で洗って水が豊富であるように敵を欺いたことから、この名が付いたそうだ。

 

最後に設置してあった展望案内写真?

写真?じたい、本日の曇天とどっちこっちのクリアさなのだが、神坂峠らしき鞍部は見えていたし、恵那山の頂上だけが雲がかかっていたのが残念だった。

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政治資金規正法

2024年06月03日 | 時事ネタ

政治資金規正法の改正のニュースが連日流れている。

自民党が出した改正案などアホかと思うような内容ばかり。

そんなもんでも可決されそうな勢いなので言いたいことは言っておく。

 

だいたい「10年後の領収書公開」ってなに?

民間の会社なら領収書のない取引なんて不正の証拠みたいなもん。税務調査や相続でもやっと7年遡及が現実になりつつあるのに10年って時効じゃん。収支報告書にパーティ券購入者の名前を載せるって金額どうこう関係なしに載せるのが当たり前。寄付金も同じで匿名がそもそもあり得ない話。ネットのHNと同じでプライバシーの過保護としか言いようがない。

 

色んな抜け道や問題はウィキに詳述されてるから改めて書かないが、それらの優遇措置を一般人なみに変えたらどれだけ税収が増えるか、ほんまいい加減にしてほしい。

 

そしてそんな自民党議員ばかり当選させてる岐阜県人もこの機会にしっかり反省すべきだ。そんな政治資金規正法違反で在宅起訴された大野泰正議員も岐阜県選出で、嘆かわしいばかりだ。

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関ケ原古戦場記念館

2024年05月31日 | 旅行

先週の木曜日23日に関ケ原古戦場記念館に行ってきた。本当はすぐにもレポートしたかったが『運転免許の高齢者講習』の次にと思っていたら『大の里が初優勝』したし、すぐに大雨で水に浸かった話などタイムリーな話題が続いたので遅くなってしまった。

戦国時代の歴史に詳しい小和田哲男氏が館長、アンバサダーを竹下景子氏が務める『関ケ原古戦場記念館』の話を女房が同級生から聞いてきて、そんなら行ってみようかということになったからだ。なんでも・・・

「シアターで映像を見てるとき座席が『ゴゴゴ』と振動するよ」

って話を真に受けてのことなんだけどね。

実際には暗い会場のなかで急激に目前に迫る映像の迫力と音、その『ゴゴゴ』の音と振動でビビらせる仕掛けになっていた。

建物には徳川家の家紋と石田三成の旗印を左右(東西)に配した幕がかけられている。1階ガラスには合戦に参加した諸将の家紋などが掲示してある。

ちなみに幕にある石田三成の『大一大万大吉』は家紋ではなく旗印なのだそうだ。あまりにも有名なので家紋と勘違いしてたが、家紋は『九曜紋』と『下がり藤』だったそうだ。

旗印なら家康のは『厭離穢土欣求浄土』なんだけどなあ(-_-;)

入館券はアットランダムに色々な武将のイラスト画になっていて、私たちは島津義弘と小早川秀秋だった。それぞれ関ヶ原の戦いでエポックメイキングになった武将なので嬉しい\(^o^)/

 

館内はほぼ撮影禁止なので写真はない。でも5階は関ヶ原の四方が見える展望室になっていて撮影はできた。

それぞれの方向に東軍西軍の諸将の布陣を表記した案内板が設置してあった。上の写真の真ん中やや右上に石田三成の陣跡が見えている。

他の方向の案内板もあったが、工場があったりしてイマイチ展望が良くないので割愛する。

 

出色だったのが別館にあるレストラン。前もって調べ、両軍の旗差物が2本付くものを食べたいと思っていた。

私ゃ、ハヤシライスが欲しかったので『天下分け目のバトルライス』。ハヤシとカレーの対決だ。女房はエビフライ狙いで『石田三成エビフライ定食』。西軍のハヤシライスには白味噌パウダー、東軍の武将カレーには八丁味噌パウダーが添えてある。エビフライに付いている味噌汁は西軍?の白味噌、味噌汁の中には京都などでみられる丸餅が入っていた。

またもうひとつ是非にも食べたかったのが武将パフェ。大谷吉継、石田三成、徳川家康、小早川秀秋の兜をかたどったものだ。

ここまで来たら、やっぱ三成の乱髪パフェでしょう。店の人いわくオーダーの6割が三成だそうだ。

髪の毛がわたあめ、その毛に振りかけられた黒胡麻パウダーがおどろおどろしい。顔部分のソフトクリームは甘くて美味しいし、抹茶パウダーの苦味も良いアクセントだ。鍬形部分のクッキーはそれなりの味。ガラス容器内のプリンやホイップクリームも美味かった。底に入れられたフルーツグラノーラは硬めで嚙めばいい味がしてくるが、それまでが柔らかな食感だったので異質な感覚だった。

 

それでも十分楽しめた逸品だったよv(^^;

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長良川プロムナード浸水

2024年05月29日 | 自然

昨日の大雨。岐阜県でも線状降水帯が発生するとか、大雨(高山市、下呂市、郡上市、関市、大垣市)各所に避難指示(下呂市、郡上市、大垣市)が出たりした。私んちでも暴風雨が吹き荒れ、今日訪ねた娘んちでも庭に植えていたトマトが何本か折れたそうだ。

そんな強風雨の翌朝、いつもの散歩コースを歩いてみた。長良川がどのくらい増水したかを確認したかったからだ。

河原がかなり見えないくらい増水していた。右岸側の長良川プロムナードでは鵜匠さんが係留した鵜舟の世話(水位に応じて係留する位置・高さを調整)をされていた。

しかし気になったのはプロムナードに下りてくる坂道にある残骸(黄色枠)だ。あの高さまで増水し、道が水に浸かったのではないか。

そう思って眺めてみると、道路に土がかぶっている。またその土をホースの水で除去している人もいる。そこで勇気を奮って聞いてみた。

「ひょっとして道が水に浸かったのですか?」

「浸かった。浸かった。(階下の)駐車場の際まで水が来たので車を出そうかと思っていたら、何とかそこまでで済んだ。水防団の人が来て、打ち上げられた魚を川にホイホイと戻していたよ。水位は19mまで来てたそうだ。5月からこんなに増水したのは初めてや。先が思いやられるわ。」

笑いながら答えてくれた。

ちなみに水位計は長良橋の少し上にあり、写真のような状態である。過去にはこんなときこんなときがあったので、興味がおありの方は是非どうぞ。

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大の里『史上最速』初優勝

2024年05月26日 | スポーツ

大相撲7月場所で大の里が『史上最速』初優勝。

14日目に単独トップになっていた新小結大の里、本割で関脇阿炎を押し出しで破り、文句なしの初優勝。

小結なのであわせて殊勲賞と技能賞も獲得した。

初日に大関・横綱全滅という大波乱。その横綱照ノ富士を破ったのが大の里。

その勢いそのままにドンドン勝ち続けての快挙。負けたのは高安、平戸海、豊昇龍の3敗。

先場所は新入幕優勝の尊富士に先を越されてしまったものの、新入幕場所、先場所と11勝4敗と揃え、小結で12勝3敗の優勝なら次は大関の声がかかるのも当然だ。改名した琴櫻が昇進したのも前3場所の勝ち星が33勝だから既にクリアしてるともいえるくらいだ。

 

ただ安易な33勝ラインで昇進したからか今場所の大関は弱かった。貴景勝も霧島も早々に休場してしまったし、豊昇龍、琴櫻も10勝以上にはなったものの、強さが感じられなかった。尊富士も初優勝の無理がたたっていきなりの休場だし、休場力士が多すぎるよね。ハワイ出身力士以来重量化に歯止めがかからないのですぐケガにつながるんじゃないかな。そして馬力型の力士が増えたのもあって偶発的な勝ち方が多く、理詰めの相撲や四つ相撲が少なくなった。要するに面白くないの。

だから小兵力士の翠富士(みどりふじ)や業師の宇良(うら)なんかが人気があるのね。そして応援したくなるのは生きがいい相撲を取る人、佐多の海とか玉鷲とか明生(めいせい)やねああ来場所も楽しみや

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運転免許の高齢者講習

2024年05月24日 | 日常

GW頃、『運転免許の高齢者講習』のお知らせ葉書きが来た。

昨年70歳になったのでいつか来るだろうなあと思っていた。どんなことをやるのかチョッチ怖かったので先週やった同期会のとき皆に聞いてみた。私より早く生まれたやつや浪人したやつがいるからね。すると、

「なんも問題ないよ。車はAT車やし、車庫入れとかややこしい事はやらないから」

と頼もしいお言葉で安心した。

まずは葉書きの中の『ご案内』に書かれているとおり、『高齢者講習の予約』を取って講習を受けなくてはならない。

行くならウチから一番近い長良自動車教習所に決まってるので早速電話してみた。

朝9時と午後12時そして15時の3回あるとのこと。イヤなことはさっさと済ませたいので9時に予約した。

講習では教室で簡単な講義と色々な視力検査をした。この視力検査が15時ともなると成績が悪くなるらしい。一日の疲れがあるかららしいので、15時からはやめた方がいいみたいだ。

検査した結果はマアマアとのこと。視野が少し狭いと言われたけれど、実はもっと見えていたのを、そんなに頑張ったらアカンと忖度してボタンを押した結果なんだけどね・・・

で、実際に見えているのなら結構見えるものだと思った。次回は本当に見えているところまで頑張ろうと思う(^^;

そしていよいよ実車での運転講習。下の写真のようなコースを走る。

先生は「私は右へ曲がれとか指示しますが、それ以外は自分で判断して走ってください」とのこと。

写真に写っている『信号機』は色がボケているが、青と赤はそれなりにわかる。それと▽の『止まれ』標識。ここは停止線前でキッチリ止まること。先生に「素晴らしい」と言ってもらえた。

また『段差を上がって即座に止まる』という課題があって、前にトライした車は盛大にオーバーランした。高齢者によくあるブレーキとアクセルの踏み間違えのテストらしい。段差は上がらなければならないし、オーバーランしてはあかんし、ちょっとビビったが何とか成功した。

それ以外はクランクとかS字とか縦列駐車、車庫入れ、坂道発進などいった難題はなかったし、教官からも

「よくできました。」

とお褒めの言葉をいただけて大成功だった\(^o^)/

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