峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

女川原発再稼働へ

2020年11月13日 | 時事ネタ
東北電力女川原子力発電所2号機について宮城県の村井知事は、再稼働の前提となる地元同意を表明しました。

NHKニュースより
女川原発2号機の再稼働をめぐっては、立地自治体の女川町と石巻市の議会、それに宮城県議会が再稼働を容認する判断を示していました。9日に県内35のすべての市町村長から意見を聞く会合が開かれたのに続いて、11日は石巻市内で村井知事、女川町の須田善明町長、石巻市の亀山紘市長の三者会談が行われ、三者は再稼働を了解することで一致しました。東日本大震災の被災地にある原発で再稼働に向けた地元の同意が示されるのは初めてです。

ということで、いまだ収束の見通しが立たない福島原発をしり目に同じ被災原発の女川が再稼働へ向かうのは少し複雑です。じつは女川原発には当時サイクリングのネット仲間が勤めていました。大震災のあいだ心配していましたが、重大な事態には至らず、翌年のオフ会で顔合わせもしています。数年ののち突然彼の訃報が知らされ、永遠に話を聞く機会も失われてしまいました。

最近では被災地支援の株主優待品で女川の海産物を貰ったりしてるので、私にとって女川とはますます縁が深まっています。



原発を造るにあたり、三陸は何度も津波に襲われた襲られ津波への畏怖があったので、想定した津波の高さよりも高い津波に備えることを検討、その結果、女川では主要施設が標高14.8mに建設されました。実際の津波は13m。それでも地震による地盤沈下が1mあったので、キャパは0.8mに過ぎなかったそうです(参考サイト)

福島原発が東京電力の津波への予想が想定外になった結果は甚大でした。現在もいくつもの町村が事実上消滅している事態になってます。女川の再稼働も利権や経済効果優先の権力者たちの思惑が見え隠れしていますが、少なくとも安全構造だけはヘビーデューティなものにしてほしいです。いまだに宮城県民の72%はNoと言ってるそうですので。


ただいまブログランキング アタック中です。
ワンクリック↓をお願い申し上げます。日々更新の励みになります。

岐阜県ランキング
<script src="https://blogparts.blogmura.com/js/parts_view.js" async></script>PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする