連日騒ぎになってる『ビッグモーター』。
1.月間目標額を下回った販売店の店長が上回った店長に現金を支払う慣行。
2.損保会社に対する修理代金の水増し請求。
(ヘッドライトのカバーを割る、ドライバーで車体をひっかく、靴下に入れたゴルフボールを振り回して車をたたき雹害で受けた傷を拡大させるなど)
3.兼重宏一・取締役副社長(兼重宏行社長の息子)など役員らの判断で、社員の降格処分が頻繁に行われていた。「対象者に弁明の機会を与える」「賞罰委員会に諮る」といった手続きが取られることはなく、有無を言わせずの処分であった。本部から現場社員に対して強いプレッシャーが与えられていた、『月末に近づくと、どうやって数字を達成するんだと詰められ、未達だとぼろくそに文句を言われていた』
4.損害保険ジャパンはビッグモーターの第2位株主であったこともあり、板金や営業、品質管理部門に37人の出向者を派遣していた。
5.街路樹への除草剤散布により全国各地で街路樹が枯死。
等々。
要するにブラック企業の最たるもの。いまだにこんな会社が生き残っていたのかと唖然とする。
ノルマの与え方、恫喝の仕方、罰金、などバブル以前のモーレツ社員を彷彿とさせる時代遅れの会社だ。
社長と副社長が辞任して沈静化を図るつもりらしいが、そんな生ぬるいことでは変われないだろう。
資本関係を含め、取締役全員総入れ替えしても足らない。
腰の重かった?国交省もやっと立ち入り検査に踏み切った。こんなもん業務停止とかしかるべき行政処分をすべき。
また保険の水増し請求も詐欺事件として警察が取り扱うべき。
損保ジャパンは銀行も保険代理店をやっていたりするが、これだけ出向者がいたのに見抜けなかったのはグルだと言われても致し方ない。また毎年のように自動車保険の保険料が上がっていたのがビッグモーターのせいだと思うととても腹立たしい。
そして、てめえの店の前だけ街路樹をなくして目立とうという浅ましさ。被害を受けた市町村は公共物件棄損で損害請求しろよな。
学生時代にラジオから流れていたCM『ハナテン中古車センター』は大阪の「放出(はなてん)中古車センター」として懐かしいが、なんとビッグモーター傘下になってしまっていた。
とにもかくにもこんなうっとおしい会社は早く解散させるべきだろう。