先週行った峠漁りの際、居眠り運転による事故を『超奇跡的』に回避できたのだが、
その日の夜、風呂も食事も済ませ、道の駅でまったりしていたら
「トントン」
ノックの音がした。
このシチュエーションはロクなことがない。
ではドアを開けたため大量の蚊の侵入を許したし、
では相手欲し屋の老人に絡まれただけだった。
DA・KA・RA、本当は無視したかったが、
昼間『超奇跡的』な出来事が起こったばかりなので、そんな良い?流れを無視しない方が良いかなと・・・
「ハイ」
返事をすると、男性の声で
「車で(ライトをつけたまま)寝ていたらバッテリーが上がってしまいました。助けてもらえませんか。」
レンタカーなのでブースターケーブルがないらしい。
私も初代キャンピングカーのときにバッテリー上がりで何度も助けてもらったことがあって、その恩返しの機会が訪れたんだなと思った。
でもブースターケーブルを積んでいたか覚えがなかったので探してみると、あった、あった。ガソリン車用のが。
初代キャンカーはディーゼル車で極太の重いブースターケーブルを積んでいただけに隔世の感がある。
とにかくキャンを相手の車に横付けした。ここから先は自宅で外部充電してるからお手の物。
バッテリーがあるエンジンルームも2代目キャンのように運転席下ではなく、
普通の車のようにボンネットを開けるだけだからチョー簡単。
つないでみると一発でかかったし、私も楽だった。
「ホント、助かりました。」
ということで和歌山のおみやげだとかの柿をいただいた。
名詞や新聞の著作などをくれ、しばらくして出発していった。
私は知らなかったけれど、それなりの有名人らしかった。
そんな顛末を女房にラインで報告すると、
『それは良いことをしたね。情けは人の為ならず。で巡りめぐってかえってくるかも。😃(下心があってはダメかな(笑))』
と返ってきた。
『うん、初代キャンの恩返しと思ってやったよ☺️』
ということで下心は当然なしだよ~ん。