KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

バイクの自主規制撤廃

2007年07月09日 | 世の中あれこれ
馬力は100馬力まで、速度は180Km/hまでなど二輪工業会が決めていたが、
7月から撤廃されたようだ。
輸出バイクは160や170馬力、280Km/hなどの性能を発揮し、
逆輸入車が国内で多く見られる中、ダブルスタンダードで生産や、
部品管理などの効率が悪く、排気ガス規制が厳しくなっているので
自主規制を撤廃したのだろう。

無理やり性能を落としてコストをかけていたので、コストパフォーマンスの良い
楽しいバイクが新しく出てくることを望みます。

【読売新聞の記事】
「海外産バイクに負けるな!国産も100馬力超可能に」
日本自動車工業会は6日、最高で100馬力までとされていた二輪車の出力規制を
撤廃したことを明らかにした。
6月29日に国交省に届け出を出して受理されており、翌30日から撤廃した。
二輪車の最高出力の規制は、多発する二輪車の死亡事故を減らすことを目的に、
1990年に国からの要請を受けて業界の自主規制として、導入された。
上限値は排気量1000cc以上なら100馬力、250ccなら40馬力などと
排気量ごとに10段階に定められている。ただ、国産だけが規制対象で、海外で生産した
国内メーカー製の輸入車も適用外となることなどが問題視されていた。
国内では最近、中高年などを中心に海外製の高出力のバイクの人気が高まっている。
国内の二輪各社は、これまで出力規制に対応するため、国内市場に海外向けと比べて
約4割も最高出力を抑えた製品を投入するしかなかった。
自主規制の撤廃を機に、本来のエンジン性能に合わせた製品に切り替える
メーカーが増えるとみられる。
(2007年7月7日3時1分 読売新聞)


【参考】
<オートバイ(バイク)の自主規制>
・日本国内で生産・販売する原動機付自転車の最高速度を60km/hとする。
・750ccを超える排気量を持つオートバイは販売しない(1969年~1988年)。
・750ccを超える排気量を持つオートバイの出力の上限は最高で100馬力とする。
・750cc以下の排気量のオートバイについては排気量別に出力の上限を定める
 (例:250ccについては1984年からは45馬力、1995年からは40馬力)。
・前照灯の常時点灯 - 1993年より一部新車のライトスイッチを廃する自主規制、
 1998年以降に製造された車両は道路運送車両法の改正による保安基準に拠り点灯義務付け。

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