KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

日本の技術力の鑑、石崎義公さん

2010年06月15日 | 世の中あれこれ
素晴らしい講演を聴きました。そして、著書も読みました。
日本の技術力の真髄に触れました。凄い人です。
お母さまが素晴らしい教育をされたし、石崎会長さんの感受性も素晴らしかったのでしょう。

(株)タカコは油圧ポンプモーターからソレノイドバルブ、電動油圧工事まで、あらゆる製品を
OEM生産している会社で、高圧ポンプのピストンでは世界シェア80%を占めています。
創業者の石崎義公会長は、零細企業を世界一にした中小企業の希望の星、東大阪の出世頭の一人。
トップス東大阪会長 、東大阪元気印の会初代会長
(※東大阪市に本拠を置き、ニッチ市場でトップシェアを持つ
  中堅・中小企業のトップ等100余名による交流組織)


別の機会に講演された要旨が、ネットで確認できました。

「我が社のオンリーワンへの道」(講演要旨)



書評は、奈良のブログの第一人者、testudaさんの
石崎義公著『まぁいっぺん聞いとくなはれ』が素晴らしいです。



講演会でのキーワードをメモしておきます。

・「不良率」と率で発想するのは×、「不良ゼロ」が○
・(株)タカコは「宿題型企業」で、お客さまのお困りごとを解決する。
・人とのご縁を大切に、年賀状は毎年800枚書いている。
・「新商品開発」とは、世界に無いものを作るか、世界に無い方法で作るか、
  今あるものの組み合わせに一味、差別化は賞品と売り方。
・トップシェアを取るためには、誰もがやっていない方法の工法を開発し、
 品質と原価において絶対に他の追従を許さないものづくりをする。
 (買ってきた設備を並べるだけではダメ!)
・あるべき姿の想定
 自分の会社をどのような形にすればトップになれるか?
 業界トップ、日本一、世界一、その軸を外さず、目標として。
・テクノロジストとは?
 モノづくり環境において、QCDの観点から自ら課題を見出し、
 高度な技能、技術、知識、ITを駆使して自ら革新を実行できる人材。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする