技能検定の見学に行きました。
連日の猛暑で、降雨量が少なく、井戸水を事業所で使っていましたが、
渇水で水のポンプアップができないというトラブルが発生して、大変でした。
技能検定への影響はありませんでした。
その部署の従事者が全員参加する企画になっており、
業務品質の一定水準を維持向上させるのに役立っており、
従来は各所属からの選抜メンバーによる全社統一のコンテスト形式だったのを
最近、技能検定方式に変え、各事業所ごとに開催し、
新人も参加するようになっています。
検定受験者たちは、5分野80項目にわたるチェック作業を15分の持ち時間で
てきぱきと処理していました。
聞くところによると、お盆休みの前から、一部の人はお盆休みも自主トレをして、
本番に備えたようです。
検定結果が給料にも反映される仕組みになっており、
家族のあるものは、奥さまから「お父ちゃん頑張ってきてね♪」という
声援を受けてきたことと思います。
オリンピック選手ですら、厳しい練習を繰り返しても、
緊張から、本番でミスを起こすことがあります。
検定終了した後の社員の、安堵から生まれる、
にこっとした笑顔が印象的でした。
本日を皮切りに、猛暑の中、5か所で真剣な作業が繰り広げられます。
検定のために、普段は効率化されている作業もチェックに入っています。
そのような項目を入れるべきかどうかの議論もあるようですが、
なぜその作業を行うのかをメンバーがしっかりと理解してもらい、
全体の作業の中で、基本を正しく身に着けておくことは必要なことと思いました。