I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

夏に聴きたいJAZZ

2009-05-30 | 音楽・CD
タイトルに偽りなし、まずはアート・ファーマーの『おもいでの夏』から。

麦わら帽子と桟橋にたたずむ女性の写真が、あの夏を思い出させてくれる。
柔らかな音色のフリューゲル・ホーンが、甘く切ないミシェル・ルグランのメロディを奏でる隠れた名盤。



 次はチック・コリアとリターン・トゥ・フォーエヴァー。

カモメ(ジョナサン?)が海面すれすれを飛んでいる、あまりに有名なジャケット。
ポップな側面もあるが、「SOMETIME AGO~LA FESTA」の圧倒的なメドレーは今聴いてもとても新鮮だ。



 チックがでたら、やはりハービー・ハンコックは外せない。『処女航海』。

いままさに大海へ乗り出さんとするヨットが、ジャズの向かう先を示している。新主流派の起源か。
マイルスのメンバーを中心とするが、何故かテナーは録音当時の同僚ウェイン・ショーターではなくジョージ・コールマン。




 ジャケ買いならこのアルバム。アート・ペッパーの『サーフ・ライド』。

ビキニ姿のピンナップ・ガールとオールド・タイプのボードで時代が分かる。録音は1952年。
内容はジャケットとはほぼ関係なく、若き日のペッペーが自由奔放にアドリブを展開。乗りまくっているということ?




 もう一枚はビル・チャーラップの『ス・ワンダフル』。

こちらはレトロなワンピース水着の女性が水上スキーをやっている。
新進気鋭ピアニストも今や43歳の中堅。スタンダードが聴きたいならこの人、ニューヨーク・トリオの名で出ています。





おもいでの夏(1971) - goo 映画

One Of My Favorite Movie Haunting Themes From Summer Of "42.







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