愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

決断式

2008年06月23日 | キジロウ
「あなたはこの命に責任が持てるのですか?」
西子のときは私生活がドタバタしていたこともあり、気に止めなかったのですが、キジロウの去勢手術の数日前からこんなことを問われているような気がしていました。
生き物にとってもっとも大切ともいえる生殖機能を奪う、これはとても大きなことのように思います。
『ジュルのしっぽ』のhana*さんは、飼い猫になるために避けて通れない成人式ならぬ「成猫式」とおっしゃっていました。適切な表現でさすがって感じです。
では、飼い主にとってはなんだろうなぁって考えたとき、僕は「この猫の一生に責任を持つ」ことを決断する「決断式」のように思いました。
今日、キジロウを病院に連れて行きます。
男の子だけど一泊の入院。いろいろ心配事もあるので、そのほうが安心できます。
人生、先のことはわかりません。何が待ち受けているか、どんなことが起こるか…
でも、その時々に飼い主としてベストを尽くし、キジロウの命に責任を持っていこう。
それが、キジロウの生き物としての大切な機能を奪ったことの責任なんだと思いました。そして、無事に天寿を全うしたキジロウを見届けたときに、悲しみとともに心の奥にくすぶった罪悪感がなくなるような気がしています。
キジロウ、これから本格的によろしく頼むぜぃ!
コメント (3)
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