
キジロウの体重が落ち始めたのは2020年ごろから。そのころから、なんとなくキジロウがいなくなるときを意識していました。
キジロウがいることが当たり前の日々が、そう遠くない将来にいないことが当たり前の日々に変わる、という意識です。
だからたくさん甘やかして、たくさん面倒をみてきました。その意味では、飼い主としての悔いはありません。
死因はおそらく脳内出血あるいは脳梗塞。開頭したわけではないので症状からの推察ですが、人間でも突然倒れることのある病です。
今回、キジロウが弱り始めてから、過去の自分のブログを見直していました。キジロウの去勢手術を終え、家に連れ帰ったときに、この生命に責任を持とうと決めたときのことを、改めて思い出しました。
結婚した翌年の正月休み中に保護したので、何となく子どものようにも思っていました。
私は飼い主としての責任は、全うできたかな? 幸せな生活を与えられただろうか?
キジロウはなんていうだろう?
亡くなる日の早朝の反応は別れの挨拶だったのかな?
あまり急だったのでキジロウ自身自分が死んだことに気づいていないかも?
「猫に九生あり」と言われます。
人間も「生まれ変わり」などと言われます。
もし私が生まれ変わったら、生まれ変わったキジロウを見つけて保護してやるからな。
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