キジロウが逝った翌日、西子を埋葬したお寺に連れていきました。
最初で最後のキジロウとのお出かけです。
最後に亡骸に触れていると、もう触ることができなくなるんだということを実感して悲しくなりました。悲しくなりながらも「16年間、ありがとう」と伝えました。
帰りにキジロウを保護した阿佐ヶ谷に立ち寄りました。すっかりクリスマスモードとなった商店街を抜けて、キジロウを保護した場所まで行きました。タイムスリップをしたかのように、当時とほとんど様子が変わっていません。
もう触ることができなくなったキジロウと最初に出会った場所です。まだ、キジロウの感触が残る手で保護した場所に触れながら「キジロウ、きたよ」と心の中でつぶやきました。
このブログでは子猫のキジロウを保護してから亡くなるまでの約16年間を記録することができました。
今、思うとあっという間。いたずらされたり、心配したり、癒されたり…の16年間でした。
病院から家に連れ帰ったときはちょっと顔を上げて、ほっとしたようでした。
私のブログの「キジロウ」の項目は、なんらかの理由で猫が飼えない方にも読んでいただきたい。できれば最初から最後まで。
また、これから猫を飼おうと思っている方にも読んでほしい。
そして、少しでも生命に責任を持つことの参考にしていただければ、私の悲しみが役に立つように思います。
今回の写真はキジロウとわおんの最後のツーショット。残されたわおんは、相変わらずにゃんにゃん言いながら、たっちーにまとわりついています。
君もたくさんかわいがらないとね。
とはいえ、かわいがりすぎてなかなか体重が落ちない。加齢も加わってか、最近は以前であれば簡単に飛び乗っていた場所にも「よっこらしょ」って感じになっています。
どうしよう…。
わたし、今は何も言えません。
お悔やみの言葉も、嘘になるようで。
ごめんなさい。
でも、亡くした悲しみ喪失感これから送らなくてはならない月日の辛さ
全て身に染みて痛いほど感じます。
ただただ時間が過ぎるのを待つしかない地獄の毎日。
ただ、ワオンちゃんだけには悟られず。。。難しいですね、ごめんなさいね。
ごめんねたっちーさん アタシもまだショックです。
西子さんだってまだそばにいるようなのに
キジロウ君・・・
ごめんね、たっちーさん、もう少し私も時間がかかりそうです。
でも、気持ちは共有しています、応援していますからね。
我慢できない心は恥ずかしがらず沢山涙してください。