中国のにゃんこ事情②

　昨日、毛皮にされそうだったところを危機一髪で免れたにゃんこたちが北京へ送られたというニュースをお伝えしました。
　そして、にゃんこたちが運ばれた北京は、東京同様ににゃんこの多い都市で約100万匹のノラ猫がいると紹介されることがあるそうです。
「本当に、そんなにたくさんいるのかぁ～」ということで、中国の首都愛護動物協会（CAWA）っていうところが調査を実施。「北京市のノラ猫の生育状況に関する調査報告」を発表しました。
　調査は市内29カ所で実施。その結果、住宅街には約15万匹、病院や公園には約2万匹…などで、北京市にいるノラ猫は大方の見方よりもはるかに少ない20万匹程度であることを明らかにしました。
　昨日ご紹介した400匹が足されているかは不明ですが、20万匹でも大した数。それでも「大方の見方より少ない」ってことを強調することで、ノラ猫の駆除を求める声に対して「ノラ猫が激増しているという噂は不正確だ」「ノラ猫はねずみを駆除するのに効果的」と反論。さらにノラ猫は寿命が3年に満たないケースが多いので虐待しないよう求めているとのこと。
　動物の虐待も都市部ならではのことなのかもしれませんが、なんだか悲しくなります。
　ちなみに、写真はノラ猫100匹を引き取った女性。もう１にゃん足して101匹にして、映画つくると、北京でのノラのイメージが変わるかも？

中国のにゃんこ事情①

　世の中にはいろーんな毛皮が出回っていますが、中国ではどうやら猫の毛皮があるようで、市場で売買がされていたという事件のご紹介です。
　ある日、中国の小動物保護協会の会員が、天津の民権門市場で狭いかごに閉じ込められている大量のにゃんこを発見。その数、およそ400匹。カゴの中にギュウギュウ詰めにされたにゃんこたちをみて、会員さんは「なんだー、これは！」と激怒。一方の売人は「商売のジャマするな！」なんてやり取りがあったかどうかは知りませんが、喧嘩騒ぎになったところに警官が駆けつけ、事情聴取。その結果、すべての猫を小動物保護協会の北京事務所に運ぶ、ということで決着がついたそうです。
　猫の毛皮の状態は冬が最高で、一枚数百元（100元は約1500円）という値がつくとの事情通のコメントもありました。猫好きとしては、恐ろしい限りです。何はともあれ、この猫たちは、毛皮にされそうなところを危機一髪で助けられたんですから、ホッと一息…と思いきや、連れて行かれた北京のにゃんこ事情もどうやら甘いものではないようで…。

低温やけど、その後。

　先日、うちの西子が日がな一日中、電気アンカを抱き続けて惰眠をむさぼっていたために、右前足の小指に続き右前足と右胸のあたりが低温やけどになってしまったお話をしました。
　間抜けなケガの仕方にもかかわらず、ご心配をいただきましてありがとうございます。相変わらず低温やけどをした部分の毛はハゲたままですが、お陰さまですっかり傷もいえてきました。
　僕も大したことがなくてホッとしていたのですが、先日、自宅に帰ってみると、机の上や閉じたままのパソコンの上に所々に赤い点々が。そういえば、トイレの行き帰りに後ろ足をブルブルしていたことを思い出しました。「まさか」と思い、改めてよく見ると後ろ足の肉球部分も低温やけど。飼い主がひいき目に見ても美しくない小豆のような肉球の皮がはがれ赤っぽいピンクになって、ちょっぴり血がにじんでいました。
　たしかに、この足で砂をかいたら痛いだろうし、パソコンや机の上が西子の血で染まるのは困りものです。
　早速、つかまえて軟膏をぬったのですが、そんな僕の治療行為にも激しい抵抗をみせる西子。「自分が悪いんだろう～、抵抗してんじゃねぇよぉ～」などといいながらお構いなしに薬をぬりぬりする僕。さらに、しばらくの間、足の裏を上になるように押さえつけた後に解放しました。
　当の西子は、いかにもモンクを言っているかのように「うぅぅ～」とかうなり声をあげて小走りに逃走。かなり機嫌を損ねたようですが、こればかりは仕方ありません。適当にごまかして機嫌を取っておきました。
　その後も同様に薬をぬりぬりし続けたところだいぶ回復し、以前のような飼い主がひいき目に見ても美しくない肉球の状態に戻りつつあります。
　でも、ちょっぴり痛々しくはありましたが、かわいいピンクの肉球の西子をみられたのは飼い主としてはラッキーだったのかも？　などと不遜な考えが浮かぶのでした。

テールランプ

むかーし、むかし…アメリカで大流行して20年近く前に市場から消えた「Winky The White Cat」というテールランプがあったそうです。
このテールランプ、クルマの後ろに積むぬいぐるみで、右に曲がるときは右目が、左に曲がるときには左目、停車するときには両目が光るとのこと。
なぜなくなったかは不明ですが、とってもヒマな…（もとい）奇特な方が廃材で再現したそうです。
写真が再現されたもので名前は「Wanky」。
わざわざ廃材を使って、再現するくらいの方ですから、よほど電気系統を弄繰り回すことが好きなエコロジストで、しかも猫が好きな方とお見受けします。
しかも、製造の過程を写真つきで公開しています。
電気系統に詳しくて、英語のわかるヒマな…（もとい）器用な方は、是非、作ってみてはいかがでしょう？

見返りにゃんこ（塀の上）

会社に向かう途中、塀の上でちょこんとお座りをしているにゃんこを発見。
以前ご紹介したまんまる目のにゃんこのようです。
首輪をしているところを見ると飼い猫と思われます。
初めて見たときから半径数メートル以内の場所で度々発見しているのですが、飼い主さんのしつけが行き届いているのか、なかなかお友達になれません。
この日も「ちっちっち」と舌を鳴らすと、いったんは振り向くものの塀の上を小走りに去って行きました。残念…。

忙しそうなにゃんこ

先日、自宅の付近で忙しそうに小走りに走るにゃんこを発見。
「おっ！」と思って、小走りに後を追う僕に気づかず、普段は人のいない家の庭に侵入。
この家、日曜日や祝日だけ陶器などを展示・販売している、ちょっとしたアトリエのようなところ。
塀の隙間から覗き込んで「ちっちっち」と舌を鳴らすと、ちょっとだけ振り向いてそのまま、忙しそうに小走りに去っていきました。
猫的に何か急がなければいけない理由があったようです。
年度末ということで、何かと忙しく過ごしている方も多いかと思いますが、忙しいのは人間ばかりではないのかもしれません。
僕も相変わらず何かと忙しいですが、のーんびりいきたいものですね。

豊後くん

お友達のＩさんちの豊後くんです。
大分を旅行中に衰弱して死にかけていた豊後くんを見つけた猫好きのＩさんは、地元の動物病院に連れて行きつつ、飼っていただける方を探したのですが見つからず。
結局、飛行機に乗せて東京まで連れてきてしまいました。
当初、獣医さんから「ここまで衰弱していると、長くはもたないだろう」などといわれていたそうですが、１カ月もするとすっかり回復。写真の豊後くんはまだ仔猫ですが、今ではすっかり成長してころころとした体系になり、家の中を我が物顔で元気に走り回っているとのこと。
ちなみにＩさんちは、豊後くんを含め３にゃんず。それぞれがとっても仲が悪く家の中で縄張り争いを展開しているんだそうです。
大変そうだけど、ちょっとうらやましい。

もうすぐ１歳

これまで何度かご紹介してきたテッチーさんちのミュウくんです。
去勢手術も無事に済ませ、その後も元気いっぱいに過ごしていました。
最近はちょっぴりふっくらしてきたご様子。
ですが、かわゆさは相変わらず維持しているようで、水色の首輪もばっちりきまっています。
早いもので３月１６日に１歳の誕生日を迎えるとのこと。
これからも元気にすくすくと育ってくれると思います。

柵ごしに…

仕事で立ち寄った中央区・八丁堀の公園でにゃんこ発見。
植え込みの中でごろんとしているところを見つけて足を止めると、さっと身体を立て直して逃げる体制になるにゃんこ。
警戒心たっぷりの眼差しで、じーっと見つめていましたが、そんなことでめげる僕ではありません。
そーっと近づくと、素早く逃げて写真のように身体半分を柵に入れて、柵ごしに見つめていました。
オクツロギのところをあまり邪魔してもいけないと思い、写真だけ撮らせていただいて退散しました。
次ぎに会ったときは、もう少し仲良くなれればいいのですが…残念。

猫パンチ

天気のいい昼休み。いつものように公園まで散歩。
すると以前ご紹介した人なつっこい黒猫に再会。
「おー、元気だった？」
などと話しかけながら近づくと、なぜかのそのそと逃げ出すにゃんこ。
「なんだよぉ～、逃げるよ～」
などといいながら後を追いつつ、手を差し出しました。
しかし、この日はご機嫌がよろしくなかったようで差し出した僕の手に猫パンチ。
とりあえず写真だけ撮らせていただいて引き上げましたが…ちょっとショックでした。