金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

妻のコーヒーカップの繕い

2021-04-07 12:08:13 | 陶器の繕い例

次の繕いの依頼は、妻からです。

愛用しているコーヒーカップを傷めてしまって。
 
欠けを貼り付け、もう一か所の欠けはありませんので復元して。
 

 

ベースを直した後は、艶黒漆を塗って、銀の丸粉(3号)を蒔きました。

 

そして、漆が乾いてから、生漆をテレピンで薄めたもので粉固めです。

 

粉固めを2回繰り返して、乾燥させてから鯛の牙での磨きです。

 

終了です。

これからは電子レンジが使えなくなって、不便なようですが。