珍しく息子家族からの繕いの依頼です。
小学6年生の孫娘が、地域の文化祭のイベントの時にシールを貼って作った茶碗だそうです。
それを父親が壊してしまったそうです。
こんな状態でした。


先ずは接着です。



そして、接着剤を乾燥させた後の手入れです。



次は艶黒漆を塗って。


銀の丸粉(3号)を蒔いてあげました。


漆が乾いた後、粉固めの作業です。


そして、最後の仕上げです。
鯛の牙を使って磨く作業を本人にさせてあげたかったのですが、連絡が取れないまま、昨日が本人の誕生日だと知って、私が急いで仕上げて。


いい具合に仕上がりました。
誕生日のお祝い品とともに、夕方に妻に届けてもらいました。



