一昨日の木曜日ですが、川西パレットでの金繕い教室「器再楽」の様子です。
この日の参加者は9名。
沢山の修復する品物があります。
いつものようにその確認から。
手に取っているものは、私が持ち帰った丹波焼の片口。
前回、銀の丸粉を蒔いたのですが時間が足りなくて持ち帰って、その後の粉固めも終えての持参です。
鯛の牙(たいき)の使い方をお教えして、このあと、ご自分で磨いてもらいました。
続いて、こちらは金の丸粉をご自分で蒔いた品々。
粉固めの要領をお教えして。
生漆をテレピンで薄めたものを塗るのですが、その濃さが難しいようで。
塗った後はすぐにキムワイプできれいにふき取らないといけません。
この後は、こんな風にご自分で処理してもらいました。
粉固めを2、3回してもらいますので、鯛の牙での仕上げも含めてご自宅での作業となりますね。
続く。