金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

孫の茶碗の繕い

2021-04-13 11:39:02 | 磁器の繕い例
珍しく息子家族からの繕いの依頼です。
 
小学6年生の孫娘が、地域の文化祭のイベントの時にシールを貼って作った茶碗だそうです。
それを父親が壊してしまったそうです。
 
こんな状態でした。

 

先ずは接着です。

 

そして、接着剤を乾燥させた後の手入れです。

 

次は艶黒漆を塗って。

 

銀の丸粉(3号)を蒔いてあげました。

 

漆が乾いた後、粉固めの作業です。

 

そして、最後の仕上げです。

鯛の牙を使って磨く作業を本人にさせてあげたかったのですが、連絡が取れないまま、昨日が本人の誕生日だと知って、私が急いで仕上げて。

 

いい具合に仕上がりました。

誕生日のお祝い品とともに、夕方に妻に届けてもらいました。


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