ベースが仕上がった7点の繕い品の続きです。
どれも2つのギャラリのオーナーからの依頼で、いい仕上げでと。
黒艶漆使って。
これは蝋燭立てで銀紛(丸粉)でいいとのことで。
この小さな器は金の消し粉処理でいいかなと。
その他は金の丸粉(3号)を蒔いて。
金属粉を蒔いた後は、湿気のあるムロで漆を乾燥させるのですが、わたしはムロを持っていないので、段ボール箱に濡れ雑巾を置いての乾燥です。
二日ほど乾燥させた後、丸粉を使った器は、生漆をテレビんでうんと薄めたものでの粉固めの処理です。
またムロに入れて乾燥させる作業を2、3回繰り返して。
そして、仕上げに鯛の牙(たいき)での磨きです。
消し粉はこの過程は無しです。
お二人から依頼のあった7点、さあ、仕上がりました。
ガラスのワイングラスもうまく仕上がりました。
先端が割れていたこの急須もとても水切れがいいです。
私はほぼボランティアとして、また腕を上げるためにいろんな繕い品に取り組んでいますので、費用はとてもお安いので喜んでいただいています。
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