融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

「浜坂教会平和の祈り」

2015年08月01日 | 日記

浜坂教会「平和の祈り」

 世界では、戦争があり、あらゆる兵器によって兵士をはじめ、幼い子どもたちや女性たちの尊い命が奪われています。戦争とは、破壊、殺人、搾取と略奪、レイプ、あらゆる強欲、悪であり、憎しみに支配された、終わりのない報復の繰り返しのことです。

 私たちは、自分や家族の健康を大切にしたいと考えます。ましてや、誰も自分の子どもや孫が殺されても良いとは思いません。そうであるならば、私たちも誰かの命を奪ったり、誰かの子どもや孫を殺してはならないはずです。

 日本は、戦争を放棄したにも関わらず、再び戦争に参加しようとしています。私たちの子どもや孫の将来は、一体どうなるのかと不安で一杯です。

 戦争を認め、子どもや孫を兵士として送り出すということは、彼らに「殺人者」になれと命じることです。それは、「隣人を愛しなさい」という、イエスさまの教えに逆らうことです。

 また、兵器や武器を売る、軍需産業や武器商人が利益を得て、さらに新しい兵器や武器が作られ、売られることになります。それは、「剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌とする」という聖書の教えに逆らうことです。

 私たちは、人を殺したり、殺されたりするためではなく、互いに愛し合うために神さまが命を与えてくださったと信じます。老人も、若者も神さまから祝福されている存在であり、互いに助け合って生きるべきです。

 私たちは、自分たちの畑を持ち、自分たちの食べる物は自分たちで作れるようでありたいと思います。そして、武力によらない問題解決の方法について、互いに一生懸命考え、学ぶ努力を怠らないようにしたいと思います。

 主なる神さま、どうか世界中の全ての命をお守りください。私たちが、「殺してはならない」、「隣人を愛しなさい」との御言葉に逆らうことのないように、信仰の道をお守りください。アーメン

 (2015年8月2日 平和聖日礼拝にて)

 


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礼拝出席

2015年08月01日 | 日記

 明日の平和聖日の礼拝には、西宮門戸教会の二宮さんが出席されます。浜坂教会は、教区教会互助指定献金によるご支援を受けていますが、西宮門戸教会もその一つです。二宮さんは、「捧げるだけでなく、顔と顔の見える交流を!」とのことで、兵庫教区最北西にある浜坂教会の礼拝に出席するために、遠路はるばる汽車で来られます。道中のお守りをお祈りすると共に、礼拝を通しての良き交流が持てますように願っています。特段、ごちそうを用意するとかではなく、普段通りのお茶の交わりですが、後でお昼御飯など、お誘いしたいと考えています。

 

 ところで、以前、植えたヒマワリが、

 

 こんなに成長しました。


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明日は平和聖日です

2015年08月01日 | 日記

 明日、8月2日(日)は、平和聖日です。午前9時からの教会学校、10時からは讃美歌練習、10時15分から礼拝が始まります。メッセージは「十字架を担うイエスだった」、讃美歌は「このこどもたちが」(今月の歌)、「幾千万の母たちの」、「平和を求めて」です。また、礼拝において、「浜坂教会平和の祈り」を共に祈ります。礼拝後には、いつものように祈りの一時をもちます。それから、お茶の一時をもちます。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。

 来週は、広島に原爆が投下された日を迎えます。人の命を虫けらのように奪った原爆と、それより遙かに強力な核爆弾が存在していることに憤りを覚えます。平和の誓いを新たにしつつも、今、アメリカの要請があれば、戦争に行けるような法案が審議されています。憲法違反が明白なのに、詭弁を弄して違反でないと言うのですから、日本はおかしな国になってしまったのでしょうか。

 子どもの未来が案じられています。目を覚まし、真剣に祈ることが求められているように思います。

 


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