融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

明日は礼拝です

2015年08月15日 | 礼拝のご案内

 明日、8月16日(日)は、主日礼拝です。午前9時からの教会学校は、夏休みにします。10時からは讃美歌練習、10時15分から礼拝が始まります。メッセージは「迫害者から宣教者になった」、讃美歌は「このこどもたちが」(今月の歌)、「むくいを望まで」、「球根の中には」です。礼拝後は、祈りの一時、それから、お茶の一時を経て、8月定例役員会を行います。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。

 また、明日の午後3時からは、但馬地区の平和祈祷会が、午後3時~4時、豊岡教会を会場にして行われます。

 ところで、ここ数日、朝晩が涼しくなりました。薄着にタオルケット1枚で寝ていたら、朝方に寒くなって目が覚めてしまいました。うっかり風邪を引かないように気をつけたいと思います。それでなくても、夏バテしそうな今日この頃で、皆さんもご自愛ください。

 

 


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8月15日の日に思うこと

2015年08月15日 | 日記

 安保法制は、「戦争法案でもなければ徴兵制にもならない」という主張される方がおられます。誰から、そのように教えられていて、そのままオウム返しに発言しているのでしょうか。私には、その主張が分かりません。

↓ 引用画像をクリックすると、ニュース記事へ移動します。

 

 私は、「誰かが、こう言っていた」ということではなく、自分の頭で考えてみたいと思います。

 まず、一番最初に、現在、進められている集団的自衛権の議論が、武力による国際紛争の手段を放棄することを定めている、日本国憲法に違反しているということを、申し上げておきたいと思います。それでも、解釈次第でどうにでもなると考えている政権与党ですので、考えてみたいと思います。 

 これまで、日本の平和と安全を守るためには、個別的自衛権を行使することができると定められています。それを、これから、集団的自衛権を行使できるようにしようとしています。個別的自衛権は、自国が攻撃されたとき、反撃する権利があるということです。それに対して、集団的自衛権は、同盟国が攻撃されたときも、反撃する権利があるとするものです。戦争に深く首を突っ込むリスクが増えるということです。同盟国の戦争に首を突っ込むことができるのですから、「戦争法案」という言葉は妥当で、おかしい言葉ではないと思います。

 また、戦争に首を突っ込んでおいて、兵士が足りなくなったので、オシマイということになるのでしょうか。だとしたら、そう考える人のアタマは「お花畑」ではないかと思います。なぜなら、兵士が足りなくなり、軍事力が落ちている状態になるので、対立国から攻め込まれるチャンスになるからです。そんな状況には、できないはずです。ですから、徴兵制は、絶対にあると思います。強制でなくても、派遣やニートとか、貧しくさせられている人たち、男女を問わず、徴兵に応じなければならない状況が作り出されると思います。戦争で軍需産業が大儲けして、貧しい人たちが兵士となって戦場で武器を使って殺し、殺されるというシステムです。反吐が出るほど品性下劣ではないかと思います。

 トランプでも将棋でも囲碁でも、プロと呼ばれている人は、もの凄く考えて先を読んでいます。戦争のプロも、もの凄く考えて先を読んでいるはずです。「徴兵制はあり得ない」という読みなど、あり得ません。「徴兵制はあり得ない」なとど言っている人は、素人です。第一、安保法制を議論している最中に、将来、徴兵制はあり得ないなどと発言して、自国の手の内を見せるものでしょうか。素人というより、むしろ、自国を貶め、国民を騙そうとする悪意すら感じられます。

 それよりも、初めっから集団的自衛権を持たないことです。これが、一番分かり易いシンプルな主張だと思います。未来を担う子どもたちが戦場で殺したり、殺されたりしてはいけないと考えるなら、何が一体どうなってしまうのか分からないような集団的自衛権に固執せず、今は、日本の将来について、子どもたちを主役にしつつ、一緒に考えることの方が大切ではないかと思います。そのために、高校生や大学生も立ち上がり、自ら声を上げているのです。その、どこがおかしいのでしょうか。甘えだとか、腰抜けだとか、何を頓珍漢なことを言っているのかと思います。

 安保法制反対が一つの主張なら、安保法制賛成も一つの主張ですので、正々堂々と賛成の理由を主張したら良いのではないでしょうか。アソウくんがどうのこうのとか、アベくんがどうのこうのとか、変なたとえ話ではなく、また、反対派をバッシングしたり、中国脅威論をでっち上げるのではなく、軍需産業がこんなに儲けるとか、兵士が死んだ場合の補償など、もっと分かり易い主張をしたら良いかと思います。

 くどいようですが、最後に一言。戦争をしたら、その後始末、補償やらで大変なことになることを、私たちは経験しています。兵士への恩給や年金、遺族への年金、莫大な戦費、戦後補償など・・・。それも、国が残っていたらの話です。これから、戦争をしようとすると、補償するお金が無いので、絶対に負けられない戦争になってしまいます。あれ、絶対に負けられない戦争って、どっかで聞いたことあるなぁ・・・

 以上、今日、8月15日の日に思ったことでした。皆さんも、色々なことを思いながら、今日の一日をお過ごしください。

 

-参考資料として-

(玉音放送を現代語に訳したもの)

 世界の情勢と日本の現状をよくよく検討した結果、ありえないと思われる方法をあえてとることにより、この状況を収拾したい。常に私に忠実であるあなたがた日本臣民の皆さんに、今から私の決断を伝えよう。

 私は日本政府担当者に米国、英国、中国、ソビエト連邦の4カ国に対して、日本が(ポツダム)共同宣言を受け入れると伝えることを指示した。

 そもそも私たち日本国民が穏やかで安心な暮らしができ、世界全体と繁栄の喜びを共有することは、歴代の天皇が代々受け継いで守ってきた教えであり、私自身もその教えを非常に大事なことと考えてきた。

 最初に米英2カ国に宣戦布告した理由も日本の自立とアジアの安定を願う気持ちからであり、ほかの国の主権を侵したり、その領土を侵したりすることが、私の目指すところであったわけではない。

 けれども戦争はすでに4年も続いており、我らが陸海軍人たちの勇敢な戦いぶりや行政府の役人らの一心不乱の働きぶり、そして1億人の庶民の奉公、それぞれが最善を尽くしたにも関わらず、戦況は必ずしも好転せず、世界情勢を見るに、日本に有利とはとても言えない状況である。
その上、敵は残虐な新型爆弾を使用して多くの罪のない者たちを殺傷し、その被害の及ぶ範囲は、測ることもできないほどに広がっている。もしもこれ以上戦争 を続ければ、最後には我が日本民族の滅亡にもつながりかねない状況であり、 ひいては人類の文明すべてを破壊してしまいかねない。

 そのようなことになれば、私はどのようにして1億人の民を守り、歴代天皇の霊に顔向けすることができようか。これが私が政府担当者に対し、共同宣言に応じよと指示した理由である。

 私は、アジアを(西欧列強から)開放するために日本に協力してくれた友好国にたいして大変申し訳なく思う。また、日本国民であって戦地で命を失った者、 職場で命を落とし、悔しくも天命をまっとうできなかった者、そしてその遺族のことを考えると、 心も体も引き裂かれんばかりの思いがする。戦争で傷つき、戦災被害にあって家や仕事を失った者たちの暮らしについても、非常に心配に思っている。

 この後、日本が受けるであろう苦難は言うまでもなく尋常なものではないであろう。みなさん臣民の悔しい思いも、私はよくよくそれを分かっている。けれども 私は時代の運命の導きにそって、耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、これからもずっと続いていく未来のために、平和への扉を開きたい。

 私はこうやって日本の国の形を守ることができたのだから忠誠心が高く善良な臣民の真心を信頼し、常にあなたがた臣民とともにある。

 感情の激するがままに事件を起こしたり、もしくは仲間同士が争って世の中を乱したり、そのために道を誤って世界からの信頼を失うようなことは、最も戒めたいことである。

 何とか国全体が1つとなり、子孫にまでその思いを伝え、神国日本の不滅を信じ、任務はとても重く、行く道は非常に遠いことを覚悟して、将来の建設に向けて 総力を結集し、道義を守り志と規律を強く持って、 日本の力を最大に発揮することを誓い、世界の先進国に遅れをとらずに進むのだという決意を持とうではないか。私の臣民たちよ、ぜひともこの私の意思をよく よく理解してもらいたい。

 

可愛い花の写真です。何となく、可愛い女の子に見えませんか。(笑)

 

 

 

 


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