選挙特番で、池上さんとのやりとりの中で、比例で当選された今井絵理子さん(32歳)は、こう答えたことが紹介されています。
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私が思ったことは、今井さんは「たいへん素直だな」ということです。あるいは、「若い」とか。別の言い方をすれば、32歳というご年齢を考えたとき、「幼稚だ」とも言えるかもしれません。
今井さんは、12歳のときから東京に出て、芸能活動をされていたそうです。それまで、ボーカルダンス養成所、沖縄アクターズスクールに所属していたそうです。幼い時から芸能界を目指し、やがてスピードというグループでブレイクを果たし、地位や名誉を手に入れることができました。
今井さんの生まれ育った沖縄は、ご自身が語っているように、数々の問題を抱えています。小学校の時から夢を追い続けていた訳ですから、芸能界や、それと密接につながっている「闇」の部分は経験し、知っていたとしても、それ以外の沖縄が抱えている問題のことは、ご存じなかった、というのは正直な応答だったと思います。
それで、私が思ったことは、沖縄の歴史や、沖縄の「闇の闇」を知らなさそうな今井さんは、このまま無知で幼稚なままの方が幸せかもしれない、ということです。彼女にピッタリな表現で言えば、ハッピーということでしょうか。
今井さんが、沖縄の本当の「闇の闇」を理解されたとしたら、ご自分のルーツや議員としての立ち位置のことを考えると、たいへん苦しまれるのではないかと心配になります。しかし、これからたくさんの金目教の信者に囲まれて、かなりの確立で金目教の信者になられるやも知れませんので、もう苦しむことなどないのかもしれません。
無知は不幸を生み、知識は幸福をもたらす、そうも言えるのかもしれません。あまりにも貧しくさせられてしまうと、勉強もできなくなるものです。生きるのに精一杯の大人がいて、貧困や育児放棄もあり、子どもは勉強もできず、知識を得ることもできず育つしかない社会があります。
社会に出ても、生活の糧を得られるのは、夜の闇しかないのかもしれません。そして、その社会は、日本であるにも関わらず、自分たちよりも米軍人が上の社会、それが沖縄ではないかと思ったりもします。
短い文章で、沖縄について語りようもありませんが、強引に私の思ったことを言うとすれば、今井さんもまた被害者の一人ではないかということです。そして、これからは被害者の一人でありつつ、加害者の一人になられるかもしれないということです。痛ましいと言うしかありません。
だから、小さい時から芸能活動をされ、12歳から東京に出られて本格的に活動を開始し、そのために沖縄のことを「知らなかった」と言う方が、ご本人にとってハッピーかもしれないと言っているのです。けれども、32歳にもなって、議員にもなってからの言葉なら、笑われても仕方ないのかもしれません。
いずれにしても、私は沖縄出身ではありませんので、余計なお世話なのかもしれません。
すべては神さまのお見通しだということを忘れずに、謙虚に生きたいものだ思わされます。