融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

「自然体で生きていた」

2016年07月01日 | 聖書のお話

「自然体で生きていた」 コリントの信徒への手紙一 2章1~5節

 パウロは、前回コリントを訪れたとき、肉体も精神も「弱り果てて」いたようです。それまでの訪問地で、「優れた知識」を用いて宣教しましたが、投獄されたり、騒動が起こったり、逃げ出したりしたこともあったからです。だから、コリントでは「霊」のみを頼りにして、シンプルで、核心をつくところの「十字架の言葉」だけを宣べ伝えました。そのおかげで、仲間もでき、教会もできたことが伝えられています。けれども、その後のコリントの教会は、派閥争いあり、権威主義に走ったり、まるで「優れた知恵」に振り回されているかのような状況に陥っていました。

 そんなコリントの教会の人たちに、パウロはかつての自分の経験を伝えているように思います。人は、元気であればあるほど、自分の知恵や力に頼ってしまうものです。けれども、行き詰まりを経験し、自分の弱さを自覚したとき、本当の意味で神さまを頼り、神さまに全てを委ねることができるようになるものです。言い換えれば、自然体で生きるということです。パウロは、イエスさんを信じる信仰者として、イエスさんの愛と赦しに寄り頼み、その教えに全てを委ねて生きようとするとき、気取らず、気負わず、自然体で生きることができるようになれると教えているのではないかと思います。

 


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不思議な国のニッポン

2016年07月01日 | 日記

 こんなことをしていると、若者に明るい未来が訪れるはずがありません。

 リーマン危機前夜を予言していた安倍首相ですが、国民年金の基金は5兆円ほど溶かしてしまったようです。「国民の皆さま、ワタチは、皆さまに将来の年金支給開始年齢の引き上げと、支給する年金の引き下げをお知らせします。」という発表がなされるのでしょうか。選挙後に・・・。

 しかし、リーマン危機前夜を予言できるのに、国民年金の基金は守れない、それでこの国のリーダーと言えるのでしょうか。しかし、リーダーの属する政党もまた不思議に選挙では強く、支持する人が多くて与党になるという、つくづく不思議な国だと思います。

 日本人は、勤勉で、文句の一つも言わず、人を疑わず、誠実なところは良いのですが、何でも他人任せにしてしまうように飼い慣らされて、自分の目で確かめることもせず、盲従してしまうところがあるように思います。国際社会では、そのような人たちのことを「奴隷」と呼んでいます。

 国家公務員が人の金で博打のまねごとをして、負けても税金で穴埋めするのですから、これほどお気楽なことはありませんね。損失が出たって、知ったこっちゃないというのなら、病的なほどのマネーのゲーマーです。

 それで5兆円ものお金を失ってしまいました。でも、正式な発表は、参議院選挙の後だそうです。そして、もうちょっと数字が膨らむことが予想されるのでしょうか。まったく今の政治家の人たち、同じような世代、お年寄りと呼ばれている人たちは、甘ったれたお遊びばかりをして、若い人たちに恥ずかしくないんでしょうか。

 

(画像をクリックすると、ニュース記事へ移動します。)

 

 

 

 

 以下のサイトでは、さらに丁寧な説明をしてくれています。(画像をクリックすると、サイトに移動します。)

 ところで、博打をするにしてもタイミングというものがあろうと思います。これじゃぁ、わざわざ株が高い時に買って、はなっから負けるような博打をしているようなもので、誰か様の命令でもなければ、こんなことはしないだろうにと思いたくもなります。

 誰かが損をすれば、誰かが儲けるもの、それが市場というものです。わざと損をするようなことをしているところを見ると、わざと誰かを儲けさせるためなのでしょうか。それは、ダメリカ様のご命令なのでしょうか?政治家も大変ですね、犬としてご命令を聞かなければならないこともあるでしょうから。もし仮にそのようなことがあるとしたならば、そのような行為は「売国行為」と言うべきものですが、犬に成り下がってしまったような人たちには、そんなことを理解できるわけがないので、仕方ありませんね。

 

 


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