政府は、拉致問題に関して北朝鮮が日本と対話する用意があるということを伝えられたと報道されていました。
私は、すぐにでも安倍首相が北朝鮮に飛んで行くのかと思いきや、中東に行ったり、桜を見たり、焼きそばを焼いているツイッター動画を流したりしているようで、何だか緊迫感に欠けているように思います。それに比べて、韓国や北朝鮮の動きが何とシャープなことか。意思とか心がけとかが違うのでしょうね。
拉致被害者の蓮池氏は、「安倍総理は、北朝鮮との対話をする気がない」と一刀両断していますが、私もそう思います。(画像をクリックすると、ニュース記事をご紹介できます。)
これで、北朝鮮から拉致被害者が帰還できたとしたら、時代がそうさせたということになるでしょう。しかし、それを安倍首相が恥ずかしげもなく自分の手柄のように語ったとしたなら、救いようがありません。
物事には順序があると思いますので、北朝鮮からのメッセージを受け取った以上、拉致問題解決のために行動を起こすべきだと思いますが、それをしない自民党・公明党は何をやっているのでしょうか。
順番と言えば、政府与党の自民党・公明党は、少子化対策を行っていると言いながら、結果として若者の貧困が進んでいるというのでは、無策・無能の謗りを免れません。若者が貧困になるような働き方改革とか、非正規雇用の問題、女性の活用とか、自らが行っている政策が間違っているとは考えもしないのでしょうか。対策にも順番があるのですが、真逆のことをしているという自覚はないのでしょうか。
桜を見る会とかに3千万円以上とは、お金の使い方についても間違っていると思います。動画を見てみたら、国が行う必要があるような代物とは思えませんでした。小学校の遠足じゃあるまいし、この程度の内容なら自分のポケットマネーでやるべきだと思います。yukinokakeraさんのご意見の通りだと思います。(画像をクリックすると、ツイッターをご紹介できます。)
これまで、政府は何か良いことをしたのでしょうか。たった数時間の審議で、種子法を廃止して構わないと考えているのでしょう。いやいや、外国に援助して良いことをしていると思っている方もおられるようですが、国内で良いことをしない人が、どうして外国で良いことができるのでしょうか。きっと、リベートが入るようになっているのでしょう、そうに違いありません。私は、そう見ています。
副総理は副総理で、「セクハラ罪はない」とか、気絶しそうなことを平気で言っています。そういえば、ギャング気取りで「ナチスの手法に学べ」とかも言っていましたね。駄目だこりゃ。
ニューヨークタイムズに、こんな「蚊帳の外」風刺画まで書かれています。利害関係の薄い外国の風刺画ですので、これが世界の客観的な見られ方なのでしょう。恥ずかしい首相、恥ずかしい国だと笑われていることが、本当に恥ずかしいことです。