融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

明日は礼拝です

2018年05月19日 | 礼拝のご案内

 明日5月20日(日)は、ペンテコステです。午前9時から教会学校、午前10時30分から礼拝が始まります。メッセージは「共感・共鳴する言葉」です。讃美歌は「イェス、イェス」(今月の歌)、「聖霊よ降りて」、「来たれ聖霊よ」です。礼拝後は祈りの一時とお茶の一時があります。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。また、午後3時30分から、神戸にて兵庫教区総会が開催されます。

 明日はペンテコステですが、クリスマスはキリストの誕生を、イースターはキリストの復活を、ペンテコステは聖霊降臨を記念するキリスト教の三大祝祭の一つです。聖霊降臨によって、世界へと宣教が始まったとされていることから、ペンテコステは教会の誕生日とも言われています。

 教会学校では、鳩とか炎の型抜きをしたクッキーを焼いて、お持ち帰りもできるようにしたいと考えています。礼拝後は、三大祝祭に行っているごく簡単な食事会を、神戸への移動に時間がかかることを考慮して、通常のお茶会に切り替えています。

 しかし、今週は、気温が上がって蒸し暑くなったと思ったら、震えるくらいに冷え込んだりと、気圧の変化も激しいようで、頭が痛くて体調も優れませんでした。明日からは、平年並みの気温になりそうで、助かっています。ここのところの気候不順に体が悲鳴を上げています。

 明日の総会では、兵庫県の各地から神戸に集まってきますが、道中事故なく守られますようにお祈りいたします。

 

 


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「語り伝える思い」

2018年05月19日 | 聖書のお話

「語り伝える思い」 ヨハネによる福音書 21章20~23節

 「母の日」は多様な切り口があり、その一つとして女性の解放や人権の回復のための運動と見ることができるように思います。100年もの歴史のあるこの「母の日」という運動は、教会がその歴史と共に語り伝えてきました。もうそろそろ終わりにしてもいいのではないかという声も聞こえてきそうですが、現在もなお政治家や官僚、つまり権力を持った男性の女性蔑視の考え方が問題となっている状況を目の当たりにすると、まだまだ「母の日」が担ってきた運動が必要であるように感じたりもしています。

 聖書には、ペトロが年を取った後、自分の弟子のために殉教するであろうと伝えられています。ペトロは、自らの未来を受け入れましたが、ふと「イエスの愛しておられた弟子」を見て、彼の未来はどうなるか知りたくなり、イエスさんに尋ねました。イエスさんは、「わたしの来るときまで彼が生きていることを、わたしが望んだとしても、あなたに何の関係があるか。あなたは、わたしに従いなさい。」と答えました。

 この「イエスの愛しておられた弟子」は、ヨハネによる福音書を書いたと伝えられています。そうすると、彼に与えられた未来とは、イエスさんの物語を未来へと語り伝えるということになるのでしょうか。そういった意味では、できるだけ彼が長生きをして、長く物語を伝えて欲しいということなのかも知れません。私たちは、今の時代に何を語り伝えようとしているのか、「母の日」にあって問われているように思います。

 


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