以前のエントリーで(←クリックすると、以前のエントリーに移動します。)、安倍総理がサミットの席上で「リーマンショックの前のようだ」というようなことを言いました。あれで、多少とも株で損失を受けた人もいるだろうと思われます。株とは、そんなものとはいえ、だからこそ一国の総理大臣という要職に就いている人は、発言に注意して、言葉を選んで話すものです。
しかし、安倍総理という人に、そんな配慮を求めても、総合的に判断して難しいことは分かっていますが、「リーマンショックの前のようだ」という実感を持っておられるのなら、たとえば国民の年金を株に投資している状況で、世界的に株安の傾向になればどうなるのか、国民の年金が損失を受けることを十分に理解しておられるのだろうと思います。
だから、以前のエントリーで、当然その対策をしているだろうということを書いてみました。すると、今回の「離脱」問題も最小限の損害で済ませることができたはずです。安倍総理には、国民に安心してもらうため、早急に会計報告をしてもらいたいと思います。ご自分が「リーマン」云々した後、どういう対策を講じたのか、現在、株安を受けて、どれだけの損失が出たのか、国民に対する説明責任があります。
選挙の最中だからこそ、完璧な対策を講じたことを国民に示して欲しいと思います。そうすれば、自ずと安倍総理の「株」も上がるのではないでしょうか。まさか、発表しないというのなから、都合が悪いので隠しているということなのでしょうか。無策、無知、無能のため、何もせず、とんでもない損失を出したということなのでしょうか。早く、身の潔白を証明するために、会計報告を出して国民に説明すべきでしょう。