このRITERAの記事を見て、上杉 聡さんが書いた「日本会議とは何か」を読んでみようと思いました。(画像をクリックすると、記事へ移動します。)
上杉さんの本は、「これでわかった!の歴史」と「師がわかる」を読みました。新鮮な視点で、研究者として中立性が感じられ、煽るような文章でもないので、たいへん読みやすかったです。
最近、「日本会議」という存在があちらこちらで見られるようになり、何だか宗教が絡んでるようだということらしいのですが、「宗教」というと、私も関わりがあるので、興味を持っていました。何か、良い本はないかと思っていましたが、変なプロモーション本を読まされても仕方ないと思っていたとき、上杉さんが書かれた本があるということを知りました。
RITERAの記事を読むと、上杉さんは、実はもうずっと「日本会議」のことを研究されていたようで、さすが先賢の目があるなぁと思い、買って読んで勉強してみたいと思います。
最近、「反知性主義」という言葉も耳にするようになりました。人は、色々なことを自分の頭で考えて、知性とか理性をもって行動するものですが、ひとたび宗教が入ってくると、とたんに知性や理性的である人でも、理性や理性や理屈抜きになってしまうことがあるように感じています。
政治や思想に影響力を及ぼさない「個人」の範囲なら、どれだけ反知性的であっても自由なのですが、政治や思想に宗教的な要素が入り、知性や理性や理屈抜きになってしまうと大変です。
今の時代、誰もが皆「日本会議とは何か」(上杉 聡)を読んで、知っておく必要があるように思います。