4日目は山陰本線で鳥取を目指します。
山陰本線は、京都駅から日本海沿岸を経由し、隣の幡生駅に至る路線です。
童謡詩人金子みすゞが、山口県大津郡仙崎村(現・長門市仙崎)の生まれであることから、6月下旬から9月末にかけて「みすゞ潮彩号」が運転されます。ホームには金子みすゞの「大漁」の詩の看板が設置されていました。
5時39分発の益田行に乗ります。
下関 05:39発
幡生 05:44着 05:44発
綾羅木 05:48着 05:49発
梶栗郷台地 05:51着 05:52発
安岡 05:54着 05:55発
福江 05:58着 05:58発
吉見 06:02着 06:03発
梅ヶ峠 06:07着 06:08発
黒井村 06:12着 06:12発
川棚温泉 06:16着 06:16発
小串 06:20着 06:27発
湯玉 06:33着 06:34発
宇賀本郷 06:37着 06:38発
長門二見 06:44着 06:45発
滝部 06:52着 06:52発
特牛 06:57着 06:57発
阿川 07:02着 07:02発
長門粟野 07:10着 07:10発
伊上 07:16着 07:17発
人丸 07:22着 07:24発
長門古市 07:29着 07:31発
黄波戸 07:36着 07:36発
長門市 07:43着 07:53発
長門三隅 07:59着 07:59発
飯井 08:07着 08:07発
三見 08:13着 08:14発
玉江 08:20着 08:21発
萩 08:24着 08:25発
東萩 08:30着 08:42発
越ヶ浜 08:45着 08:46発
長門大井 08:52着 08:52発
奈古 08:57着 08:58発
木与 09:03着 09:04発
宇田郷 09:11着 09:11発
須佐 09:20着 09:20発
江崎 09:28着 09:28発
飯浦 09:36着 09:36発
戸田小浜 09:41着 09:42発
益田 09:53着
1番列車の始発ということで、下関から乗る人はほとんどいません。
下関駅を出て間もなく下関総合車両所が右手に見えて来ると、幡生駅に着きます。
幡生駅を出ると、山陽本線と分かれて山陰本線に入ります。
綾羅木駅、そして太平洋戦争中の燃料統制により、ガソリン動車が使用できなくなり、昭和16年に廃止された梶栗駅。平成20年に宅地開発が進んだため駅名を変えて復活した梶栗郷台地駅、安岡駅と過ぎると、響灘が見えてきました。曇天のため沖にうかぶ藍島が見えません。
この後、福江駅から吉見駅にかけて響灘を見ながら進みます。
吉見駅からは山越えになります。
梅ヶ峠駅を過ぎ、1000分の25の勾配を下り、黒井村駅に着きました。
隣のボックスでは、下関駅から乗ってきた女子高校生が、頭からタオルをかぶり眠り始めました。
川棚温泉駅から2km程離れたところには、毛利氏の御殿湯も作られたという温泉街あるそうです。
小串駅では7分の停車。乗客はほとんどいません。
小串駅を出ると、響灘に浮かぶ男島、女島、竜宮島が見えます。
ここから湯玉駅、宇賀本郷駅、長門二見駅と響灘に沿って進みます。
長門二見駅手前で夫婦岩が見えます。みすヾ潮彩号はここで停車するらしいのですが。
長門二見駅から列車は丘陵地帯へと進みます。
ガードレールは白い物と思っていましたが、黄色い物も見ることができました。
隣のボックスは、2人増えて3人になっています。
「特牛駅」難読駅名の一つです。地名の由来は、牝牛の意味を示す方言の「コトイ」から取ったという説が有力のようです。
阿川駅を過ぎると再び海岸線に出でます。
粟野川を渡ると長門粟野駅です。
静かな油谷湾をを眺めながら進みます。
伊上駅を過ぎると今度は耕地が広がる内陸に入ります。
人丸駅には金子みすゞの「お魚の春」の詩の看板がありました。
次の長門古市駅までの間も耕地が続きますが、黄波戸駅を過ぎると青海島が見えてきました。
青海島へは長門市駅から一駅で終点の支線に乗って、仙崎駅で降ります。
隣の高校生は4人になりました。下関駅から乗った子はすでに2時間乗っています。
仙崎湾に沿って列車は進みます。徐々に雲も晴れてきたように感じてきました。
長門三隅駅を過ぎると少し高度を上げます。
飯井駅の辺りから赤い屋根瓦の家が多いように感じます。
窓から手が届く場所に夏みかんの木が植えられているところがたくさんあります。
沖の島々は霞んで見えるものの、波打ち際は底が見えるほど透き通っています。
玉江駅を過ぎると左手に萩市街地を見ながら萩駅へ進みます。
玉江駅と萩駅で今まで乗ってきた高校生が降りるのと入れ替えに、別の高校の生徒が乗ってきました。
世界最小とも言われる笠山を見ながら大きくカーブして東萩駅に到着します。
越ヶ浜駅を過ぎるとしばらくは海岸に沿って進みます。
長門大井駅・奈古駅間の車窓
奈古駅・木与駅間の車窓
木与駅・宇田郷駅間の車窓
宇田郷駅・須佐駅間の車窓
須佐駅・江崎駅間は高山半島の根っこの部分を通って行きます。
飯浦駅から山口県です。
赤い屋根瓦の割合が多くなってきました。
戸田小浜駅を過ぎると益田十景の一つ「三里ヶ浜」が見えてきます。浸食が激しく砂浜が減りつつあるとのことです。
一級河川で唯一、支流を含めてダムが一切無い渡ると終着益田駅です。
益田駅では2時間57分の待ち合わせです。
つづく
山陰本線は、京都駅から日本海沿岸を経由し、隣の幡生駅に至る路線です。
童謡詩人金子みすゞが、山口県大津郡仙崎村(現・長門市仙崎)の生まれであることから、6月下旬から9月末にかけて「みすゞ潮彩号」が運転されます。ホームには金子みすゞの「大漁」の詩の看板が設置されていました。
5時39分発の益田行に乗ります。
下関 05:39発
幡生 05:44着 05:44発
綾羅木 05:48着 05:49発
梶栗郷台地 05:51着 05:52発
安岡 05:54着 05:55発
福江 05:58着 05:58発
吉見 06:02着 06:03発
梅ヶ峠 06:07着 06:08発
黒井村 06:12着 06:12発
川棚温泉 06:16着 06:16発
小串 06:20着 06:27発
湯玉 06:33着 06:34発
宇賀本郷 06:37着 06:38発
長門二見 06:44着 06:45発
滝部 06:52着 06:52発
特牛 06:57着 06:57発
阿川 07:02着 07:02発
長門粟野 07:10着 07:10発
伊上 07:16着 07:17発
人丸 07:22着 07:24発
長門古市 07:29着 07:31発
黄波戸 07:36着 07:36発
長門市 07:43着 07:53発
長門三隅 07:59着 07:59発
飯井 08:07着 08:07発
三見 08:13着 08:14発
玉江 08:20着 08:21発
萩 08:24着 08:25発
東萩 08:30着 08:42発
越ヶ浜 08:45着 08:46発
長門大井 08:52着 08:52発
奈古 08:57着 08:58発
木与 09:03着 09:04発
宇田郷 09:11着 09:11発
須佐 09:20着 09:20発
江崎 09:28着 09:28発
飯浦 09:36着 09:36発
戸田小浜 09:41着 09:42発
益田 09:53着
1番列車の始発ということで、下関から乗る人はほとんどいません。
下関駅を出て間もなく下関総合車両所が右手に見えて来ると、幡生駅に着きます。
幡生駅を出ると、山陽本線と分かれて山陰本線に入ります。
綾羅木駅、そして太平洋戦争中の燃料統制により、ガソリン動車が使用できなくなり、昭和16年に廃止された梶栗駅。平成20年に宅地開発が進んだため駅名を変えて復活した梶栗郷台地駅、安岡駅と過ぎると、響灘が見えてきました。曇天のため沖にうかぶ藍島が見えません。
この後、福江駅から吉見駅にかけて響灘を見ながら進みます。
吉見駅からは山越えになります。
梅ヶ峠駅を過ぎ、1000分の25の勾配を下り、黒井村駅に着きました。
隣のボックスでは、下関駅から乗ってきた女子高校生が、頭からタオルをかぶり眠り始めました。
川棚温泉駅から2km程離れたところには、毛利氏の御殿湯も作られたという温泉街あるそうです。
小串駅では7分の停車。乗客はほとんどいません。
小串駅を出ると、響灘に浮かぶ男島、女島、竜宮島が見えます。
ここから湯玉駅、宇賀本郷駅、長門二見駅と響灘に沿って進みます。
長門二見駅手前で夫婦岩が見えます。みすヾ潮彩号はここで停車するらしいのですが。
長門二見駅から列車は丘陵地帯へと進みます。
ガードレールは白い物と思っていましたが、黄色い物も見ることができました。
隣のボックスは、2人増えて3人になっています。
「特牛駅」難読駅名の一つです。地名の由来は、牝牛の意味を示す方言の「コトイ」から取ったという説が有力のようです。
阿川駅を過ぎると再び海岸線に出でます。
粟野川を渡ると長門粟野駅です。
静かな油谷湾をを眺めながら進みます。
伊上駅を過ぎると今度は耕地が広がる内陸に入ります。
人丸駅には金子みすゞの「お魚の春」の詩の看板がありました。
次の長門古市駅までの間も耕地が続きますが、黄波戸駅を過ぎると青海島が見えてきました。
青海島へは長門市駅から一駅で終点の支線に乗って、仙崎駅で降ります。
隣の高校生は4人になりました。下関駅から乗った子はすでに2時間乗っています。
仙崎湾に沿って列車は進みます。徐々に雲も晴れてきたように感じてきました。
長門三隅駅を過ぎると少し高度を上げます。
飯井駅の辺りから赤い屋根瓦の家が多いように感じます。
窓から手が届く場所に夏みかんの木が植えられているところがたくさんあります。
沖の島々は霞んで見えるものの、波打ち際は底が見えるほど透き通っています。
玉江駅を過ぎると左手に萩市街地を見ながら萩駅へ進みます。
玉江駅と萩駅で今まで乗ってきた高校生が降りるのと入れ替えに、別の高校の生徒が乗ってきました。
世界最小とも言われる笠山を見ながら大きくカーブして東萩駅に到着します。
越ヶ浜駅を過ぎるとしばらくは海岸に沿って進みます。
長門大井駅・奈古駅間の車窓
奈古駅・木与駅間の車窓
木与駅・宇田郷駅間の車窓
宇田郷駅・須佐駅間の車窓
須佐駅・江崎駅間は高山半島の根っこの部分を通って行きます。
飯浦駅から山口県です。
赤い屋根瓦の割合が多くなってきました。
戸田小浜駅を過ぎると益田十景の一つ「三里ヶ浜」が見えてきます。浸食が激しく砂浜が減りつつあるとのことです。
一級河川で唯一、支流を含めてダムが一切無い渡ると終着益田駅です。
益田駅では2時間57分の待ち合わせです。
つづく