旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

「志功さんの包装紙~弾丸東根室駅~はやぶさ飲み?通し」旅 6 最東端へ

2025-02-03 10:56:55 | 「志功さんの包装紙~弾丸東根室駅~はやぶさ飲み?通し」旅
 車両は国鉄時代に制作されたキハ54の北海道向けの酷寒地型500番台です。


 JNRのロガが入った扇風機が時代を感じさせます。


 窓は二重窓になっています。


 根室本線(滝川駅・富良野駅間及び新得駅・根室駅間)のうち釧路駅・根室駅間には「花咲線」の愛称が付けられています。


 「花咲線」には沿線紹介のパンフラットや公式ホームページがあります。






 札幌からの「おおぞら3号」が、動物支障の影響で遅れているので、その接続を待って発車するというアナウンスがありました。
 結局30分ほど遅れて到着した特急の影響で、27分ほど遅れての発車です。


 1両編成の車内は結構な混み具合で、着席率はほぼ100%です。
 観光客がほとんどですね。
 さすがに外国の方は見当たりません。


 車端のロングシートに座ったので、思うように写真も撮れませんでした。


 厚岸湾。


 つながる厚岸湖には、氷が張っています。


 『ルパン三世』の作者、モンキーパンチさんが浜中町出身と言うことから、浜中町内にあるJR北海道の駅舎(茶内駅・浜中駅・姉別駅)にはルパン三世たちがいます。


 野生動物、特にエゾシカによる運転支障が増加しているようで、昨日今日と徐行運転や急ブレーキを経験してきましたが、姿を見たのが別当賀駅・落石駅間が初めてでした。
 鹿の姿より、動物の足跡の多さに驚きました。


 落石岬が見えてきました。この先、地の果てあるとすればこんな風景だろうと言われている区間に入りますが、視界不良で地の果ても見えません。


 20分ほど遅れて、日本国内の鉄道駅の最東端、東根室駅に到着しました。
 今年3月15日のダイヤ改正により廃止が決まっていて、10人余りが下車しました。


 ここは無人駅なのですが、過去には隣の根室駅で入場券を販売していました。
 十数年前に花咲線に乗って根室駅まで来て、入場券を購入したのですが東根室駅では実際には下車していないので、廃止前にやってきました。




 待合室もない、築堤上にある1面1線の単式ホームの無人駅ですが、日本最東端の駅の記念碑が設置されてます。


 人生初の自撮りをしました。


 定時運行では、17分の待ち合わせで乗ってきた列車が折り返してくるはずなのですが・・・。
 列車より先に現れたのは、エゾシカです。
 全く人を恐れる気配がありません。


 定刻から5分遅れて列車がやってきました。
 滞在時間12分で釧路駅に戻ります。




 ミッション2 「弾丸東根室駅」成功。
 釧路駅には定刻の到着でした。


 今夜は釧路駅前にお泊まりです。


 「部屋タイプお任せプラン」のお部屋です。




 釧路の駅弁の売り切れでしたので、夕食はお昼に食べ損なった、帯広ぶた八の「ぶた丼おにぎり」とセブン-イレブンのお惣菜です。
 オフシーズンのためか、「ぶた丼おにぎり」の容器には、ホームページにあるようなシールも貼っていません。残念というか、ハズレでした。
 

 参考までに。


 本日の乗車時間は、10時間25分でした。

 つづく


コメントを投稿