旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅の小窓~鵜の木でランチ

2023-12-08 06:50:19 | 旅の小窓
 2023年度第2回目の「大人の休日倶楽部パス」利用期間に合わせ、所用で東京に出かけました。


 上京の定番。
 青い森鉄道線上り八戸行(560M)です。今日は「青い森701系」101編成です。


 休日はこの通り、座席が大分空いています。


 八戸駅で東北新幹線「はやぶさ」8号東京行に乗り換えます。


 「E5系」U24編成です。


 最近の高校生の修学旅行は休日の出発もあり、その影響もあって結構な混みようです。


 以前は、「はやぶさ」8号に乗るとホットコーヒーとサンドイッチでしたが、今はサンドイッチの販売がないのでワッフルです。


 東京駅で京浜東北線南行 快速大船行(915B)に乗り換えです。


 「E233系」107編成です。E233系電車は、首都圏の22路線で営業運転を行なっている車両で、JRグループ内では最多で投入車両数は3000両以上あります。


 蒲田駅で、東急多摩川線に乗り換えます。
 上り多摩川行(022112)、「東急1000系」1322編成です。


 東急多摩川線は、東急電鉄が運営する多摩川駅と蒲田駅を結ぶ5.6㎞の複線路線です。


 鵜の木駅で下車。
 予定していた用事が結構早く済んだので、以前ランチタイム開店後に行って座れなかったお店に行って、開店を待ちます。

 鵜の木駅から徒歩約10秒。「イタリア料理とワインをもっと気軽に日常的な存在に」をコンセプトとして、地域の家族や子供達に愛される店舗を目指し、2022年(令和4年)7月29日にオープンしたお店だそうです。


 ランチメニュー。


 メインランチをいただきます。
 「サラダプレート」


 本日のメインは「島根カワハギのアクアパッツァ」


 参考までに、こちらは「きりしま豚ロースト」です。


 「コーヒー」


 ディナーメニューも豊富でリーズナブルですから、今度はディナータイムに行ってみたいですね。
 営業時間は、ランチ11:30〜14:00、ディナー17:00〜24:00。
 
 このあと、甲府駅に向かいます。

旅の小窓~東北新幹線新青森開業記念号に乗って(4 完) 帰途に

2022-04-14 12:00:53 | 旅の小窓
大涌谷(箱根ロープウェイ 8分)早雲山


 帰りは相乗りではなかったので、富士山がよく見えました。




早雲山 15:53(箱根登山鉄道・ケーブルカー)16:02 強羅
 後方展望です。


 線路は単線ですが、ケーブルが2本有ります。


 中強羅駅と公園上駅の間の中間点に、交換設備があります。
 2本のケーブルは、上下それぞれ1本というのがここで分かります。




 距離1.2km、標高差214mの路線ですから、傾斜もきついです。


強羅 16:08(箱根登山鉄道・登山電車)16:46 箱根湯本
 再びベルニナ号に乗車。


 80 ‰という日本の粘着式鉄道では最急となる勾配が存在する路線で、2箇所のスイッチバックがあります。




 そろそろ日没。車窓もここまで。
 心配していた箱根湯本駅での指定席購入は、ホームに指定券の券売機があって、そこで購入。


箱根湯本 16:47(小田急線直通はこね34号)18:19 新宿
 結構並んでいましたが、並んだ人が買い終わるのを待っての発車でした。
 帰りの「はこね34号」に使われていたロマンスカーは、小田急7000形電車 ”Luxury Super Express”(略して「LSE」)でした。
 Luxury=豪華、贅沢、快適からと訳され、運転開始をした、今から30年前は憧れの電車だったことが伺われます。
 新宿到着後は、早々と列車表示を次の運用の「ホームウェイ」に変えていました。


 せっかくの箱根でしたが、途中下車することもなく、ただただ富士山が見えるところまで、行けるだけ行こうという、ちょっとした旅でした。
 いつかはゆっくりと、箱根周遊をしたいものです。

 おまけ。次の日、羽田空港に行ってきました。そこで見つけたものは…。


 『航空』を社名とする神社は6社ほど有るようです。


 因みに『鉄道』は10社とのことです。

 おしまい




旅の小窓~東北新幹線新青森開業記念号に乗って(3) 大涌谷へ

2022-04-13 13:32:53 | 旅の小窓
 小田急新宿駅12時40分発全車指定の箱根湯本行き「はこね23号」で、終点の箱根湯元駅に向かいます。


 何処まで行くことがでいるか分からないまま、2日間乗り放題5,000円の箱根フリーパスを買いました。


 ホームに降りたら「はこね23号」は一度は乗ってみたかった、小田急50000形。小田急の特急型車両はロマンスカーといい、その中でも50000形は「VSE(Vault Super Express)」という愛称がついているものです。
 「VSE」のVaultとは、英語のドーム型の天井・天空・空間の意味で、眺望を楽しめる連続窓の採用や、高いドーム型の天井などの居住性と乗り心地を向上させるさまざまな技術を採用しています。(小田急50000形は2022年(令和4年)3月11日に定期運行を終了ました。)




 とりあえず箱根湯本行の電車に乗ったまではいいのですが、夜は娘と一緒に食事をするため、池袋に19時30分までに戻ってこなければなりません。さてどこまで行って富士山を見ることができるのかと、電車の中で調べました。


 その結果、次のように乗り継いでいけば大涌谷まで行って戻ってくることができると分
かりました。
新  宿 12:40(箱根登山鉄道直通 はこね23号)14:06 箱根湯本
箱根湯本 14:12(箱根登山鉄道・登山電車)    14:49 強  羅
強  羅 14:53(箱根登山鉄道・ケーブルカー)  15:02 早 雲 山
早 雲 山      (箱根ロープウェイ 8分)          大 涌 谷
大 涌 谷 (箱根ロープウェイ 8分)    早 雲 山
早 雲 山 15:53(箱根登山鉄道・ケーブルカー)  16:02 強  羅
強  羅 16:08(箱根登山鉄道・登山電車)   16:46 箱根湯本
箱根湯本 16:47(小田急線直通はこね34号)   18:19 新  宿
「はこね34号」も全車指定なので、1分間の待ち合わせで指定券が買えない時
箱根湯本 16:56(箱根登山鉄道・普通電車)    17:11 小 田 原
小 田 原 17:36(小田急 さがみ90号)     18:49 新  宿

 ここで遅めの昼食です。






 気がつけば、右手に富士山が見えます。


 小田原を出てすぐ左手に小田原城。


 小田原を出てしばらくJR東海道本線と並行し、箱根板橋の手前で向きを90度西に変え、早川沿いを国道1号と併走して箱根湯本に向かいました。


 子供は景色よりも後ろが気になるようです。


 箱根湯本駅から強羅駅までは、箱根登山鉄道です。
 強羅からの電車の折り返しですが、結構混んでいます。


 ベルニナ号の愛称のついた箱根登山鉄道1000形電車に乗りました。この愛称は、箱根登山鉄道と姉妹提携を結ぶスイスのレーティッシュ鉄道のベルニナ線にちなんだものだとの説明がありました。
それにしても、週末と言うこともあってか大変な込みようです。
 この先大涌谷まで、写真で紹介するのは難しいです。


 これから先は、目の前に貼ってあった『停車駅の御案内』で想像して下さい。


 強羅から早雲山まではケーブルカー。
 高低差214mの1.2kmを約9分で結びます。


 早雲山から大涌谷まではロープウェイ。
 スキー場で見るゴンドラでした。複式単線自動循環式(DLM)フニテルといって、スイスアルプスなどにも導入されている、山岳気象に最も適した方法だそうです。
 それは、ゴンドラの屋根から鹿の角のように、ゴンドラより幅広く左右にロープをつかむ装置が突き出し、ゴンドラとロープの間をできるだけ狭くしてあるため、強風でも安定性が高い仕組みになっているからだそうです。
 循環式なので、18人乗りのゴンドラが次から次と来て乗ることができました。
 相乗りのためこんな角度での富士山です。


 ロープウェイは『大涌谷』の上を通っています。
 荒涼とした原野の至る所から噴煙が吹きだす光景は、古くは『大地獄』と呼ばれていましたが、1873年(明治6年)の明治天皇行幸を機に『大涌谷』と改名されたそうです。


 今日の目的地、大涌谷に到着。






 大涌谷滞在は20分ほど。
 来た道を戻ることになります。

 つづく

旅の小窓~東北新幹線新青森開業記念号に乗って(2)「新青森開業記念2号」

2022-03-15 10:01:19 | 旅の小窓
※『旅の窓リバイバル8~東北新幹線新青森開業記念号に乗って(2)』を改題し、カテゴリーを変更したものです。

 列車案内表示は、乗車票に書かれてある「新青森開業記念2号」ではなく「団体530号」「全車指定席」となっていました。




 車両はごく普通のE2系でした。「新青森開業記念号」名乗る以上、何か車体に特別な表示でもあるのかと思ったら「団体」の二文字。


 今日開通した新青森駅・八戸駅間は、ほとんどトンネル区間なのですが、八戸駅が近づくと比較的地上を走行します。
 気を付けて見ていると、ほんのわずかな期間ですが勤務先の建物が見えます。


 八戸を出たところで、乗車記念品の配布がありました。
オリジナルボールペン&記念乗車証付きとありましたが、その他に、東北新幹線新青森開業にあわせ東京駅に開店したNorth Courtの青森県産天然ひばの箸とJR東日本盛岡支社のキャラクター「新幹線トレインジャー」の鉛筆。ついていたキャラクターは、「はやて剛」「マックス勇山」「こまち美里」でした。トレインジャーはあと3人。「やまびこ太郎」「こまち真子」「はやぶさ翔」があります。
 今回の旅の目的はこの記念品ほしさで、この先のことは何一つ決まっていません。
 唯一決まっているのは、都内に居る娘と一緒に夕食をということだけです。


 白石蔵王を過ぎたあたりから、スピードが落ちているような…
 強風のため、徐行運転との車内放送。
 青森を出たときは曇り空で、今にも雪や雨が降りそうな天気でしたが、大宮の手前で富士山がくっきり見えてきました。
 富士山を見ているうちに、この天気なら箱根に行ったらもっと富士山がよく見えるかなと思い、箱根まで足を伸ばすことに決めました。


 10分ほど遅れて東京に到着。
 後で知ったことですが、私たちの乗った電車の後は、強風のため運転見合わせなどがあり、ダイヤが大幅に乱れたとのこと。運が良かった。
 箱根に行くなら、「箱根の空気には、品がある。~小田急ロマンスカー」「きょう、ロマンスカーで。」のキャッチコピーで知られる小田急で。と言うことで新宿の小田急トラベルに向かいます。

 つづく


旅の小窓~東北新幹線新青森開業記念号に乗って(1)青い森鉄道全線開業 

2022-03-15 09:55:19 | 旅の小窓
※『旅の窓リバイバル8~東北新幹線新青森開業記念号に乗って(1)』を改題し、カテゴリーを変更したものです。

  2010年(平成22年)10月15日の朝日新聞に、東北新幹線全線開業当日の12月4日に新青森開業記念号で運行するツアーの記事が載っていました。
 申し込みは2人からで、「新青森開業記念号で行く東京」は2万7千円~4万6千円(金額の差は、ホテルのランク)、「新青森開業記念号で行くTDR(東京ディズニーリゾート)への旅」は3万1600円~5万1千円。特典として記念乗車証などがつき、定員は600~700席程度。15日午後2時から青森、岩手両県内のびゅうプラザなどで販売する。
との内容でした。
 そして翌日には、初日のツアー申し込みが20組程度しかなかったとの記事も載りました。
 このときは全く興味はなかったのですが、12月に入り開業当日の指定券が売り出され、1番列車は完売したものの、他の列車には空きがあるとのニュースを聞き、パンフレットを見たところオリジナルボールペン&記念乗車証付きとあり、2万7千円で1泊2日できるのであればと、青森のびゅうプラザに行ってみました。
 結果、まだ28,000円で泊まれるホテル(池袋のホテルメトロポリタン)に空きがあり、席もあるということで、「新青森開業記念2号」に乗って東京に行くことになりました。


 12月4日は、新青森開業と同時に、東北本線八戸・青森間が「青い森鉄道」に移行する日でもあり、2種類の記念切符が売り出されていました。
 2日間使えて1,500円乗り放題。青い森鉄道になったため運賃も割高になって、4日に野辺地から青森までは1,010円、5日八戸から野辺地までは1,300円。合計2,310円。差し引き、810円のお得。




 その他に、記念に自動券売機で千曳までの乗車券を買い0001の印字。次に通勤定期券を購入00002の印字。




 駅名票は事前に準備していたのか、青い森鉄道バージョン。


 しかし、時間がなかったのかJR時代の特急の乗車案内はそのままになっていました。


 野辺地駅発6時34分の1番列車に乗り青森に向かうことにしました。
 JR時代は、同じく野辺地6時19分始発の八戸行きと一緒に青森から回送してきた電車も、今日からは八戸から単独で回送され野辺地始発になっていました。


 回送されてきた電車は、昨日までJRで使用したものを譲渡とされたもの。夜を徹して準備したのか、電車はすべて「青い森鉄道」のシールやラッピングに全線開業記念のヘッドマークをつけていました。








 青森駅で奥羽本線の普通電車に乗り換え、新青森駅へ。
 奥羽本線のホームにおり、エスカレーターで2階へ。




 連絡通路を通って、新幹線改札口へ。 




 更にエスカレーターで3階の新幹線ホームへ上がっていきます。


 つづく