【3種の鶏めしいなり】(大館駅)
2022.11.18投稿
2020年(令和2年)9月8日
大館駅前「花善」店舗で購入 価格590円
[製造元](株)花善
掛紙のデザインは「トリコロールカラー」。
「花善」は2019年(令和元年)7月に、パリに現地法人「SAS ParisHanazen」設立し、市内に常設店舗「1899ToriMeshi」を開店しました。
その「パリ花善」と共同開発して、両国で販売しているのが「3種の鶏めしいなり」です。
掛紙を止めているテープも「トリコロールカラー」です。
左から「サーモンとわかめのいなり」「鶏の甘辛煮とそぼろ玉子のいなり」「むきえびと大館産枝豆のいなり」。付け合わせは、「枝豆入り蒲鉾」と「ガリ」。
食感も味付けもごくありふれたいなりの皮に、『鶏めし弁当』と同じ御飯が詰められています。
「サーモンとわかめのいなり」は、日仏融合のトッピングでしょうか。
「鶏の甘辛煮とそぼろ玉子のいなり」は『鶏めし弁当』のトッピングと同じ組み合わせ。
「むきえびと大館産枝豆のいなり」も、日仏融合のトッピングでしょうか。
付け合わせの「枝豆入り蒲鉾」は、秋田県が日本トップクラスの「枝豆」の産地であることから、数年前から定番となりました。
JR東日本の車内誌『トランヴェール』(2022年6月北東北)に、次のように紹介されています。
『秋田内陸縦貫鉄道 鉄印の旅』の帰途、大館駅前「花善」で購入しました。
製造・販売の花善は、1899年(明治32年)11月15日の大館駅開業と同じ日に、花岡旅館弁当部として開業し、駅弁構内販売を始めています。
代表的な駅弁『鶏めし』は1947年(昭和22年)に販売を開始しました。
その後、「花善商店」として会社組織にし、現在の「花善」に至っています。
2019年(令和元年)には120周年を迎え、パリに常設店舗「1899ToriMeshi」を開業しています。
掛紙に表記は一貫して『鶏めし』ですが、『鶏めし弁当』と表記したり呼ばれることが多いような気がします。
『駅弁味の陣2014』で『鶏樽めし』が「副将軍」を受賞。
※現在は販売されていません。
『駅弁味の陣2015』で『鶏めし』が「大将軍」を受賞。
現在も900円で販売中で、公式ホームページで次のように紹介されています。
愛され続けて70有余年、奥羽本線・大館駅の駅弁「鶏めし弁当」
秘伝のスープで炊き込んだご飯と、国産鶏もも肉の甘辛煮は相性抜群です。
『駅弁味の陣2016』で『比内地鶏の鶏めし弁当』が「大将軍」を受賞。
現在も1,200円で販売中で、公式ホームページで次のように紹介されています。
定番駅弁「鶏めし弁当」のご飯はそのままに、日本三大美味鶏「比内地鶏」をふんだんに使った駅弁。
シンプルな【塩焼き】と、コクのある【そぼろ】で地鶏の力強い風味をお楽しみいただけます。
オリジナルの合わせみそを使った【茄子の田楽みそ】など、副菜も楽しい一折です。
『駅弁味の陣2017』で『鶏めし弁当 復刻版』が「副将軍」「歴弁賞~五十年将軍~」を受賞。
※現在は販売されていません。
『駅弁味の陣2021』で『3種の鶏めしいなり』が「エリア賞(北東北部門)」を受賞。『鶏めし弁当』が「10周年記念賞」を受賞。
『3種の鶏めしいなり』は現在も590円で販売中で、公式ホームページで次のように紹介されています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます