旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

日高本線・石勝線・富良野線の旅4~2日目 日高本線に乗る 静内駅から終着様似駅へ

2016-08-26 10:40:28 | 日高本線・石勝線・富...
静内10:33発日高本線代行バス様似行は、ジェイ・アール北海道バスが担当します。


 静内から先は、どちらかと言えば海岸線に近い方を道路が通っています。




 新ひだか町静内の街灯は、静内が二十間道路の桜並木も有名なため、馬と桜を組み合わせたデザインになっていました。


東静内     10:45着 10:45発
春立      10:54着 10:54発
 春立駅を過ぎると、日高東別駅に向かって内陸に入ります。




日高東別    10:59着 10:59発
 駅前にバスを回転させる場所がないので、少し先まで行って戻ってきます。


 日高本線に沿って内陸を進むのではなく、戻って海岸線を進みます。


 この辺は、牧場も多いのですが日高昆布の産地でもあり、昆布の干し場が至る所にあります。


日高三石    11:14着 11:14発
 日高三石駅には、「ふれあいサテライトみついし」併設されています。 


 新ひだか町三石の街灯は、三石が日高昆布で有名なため、馬と昆布を組み合わせたデザインになっていました。


 また内陸に入りました。


蓬栄 11:20着 11:20発


 周辺にはたくさんの牧場があります。


本桐 11:29着 11:29発
 本桐駅では、駅の前までバスは入りません。




 海岸線に戻ります。


荻伏 11:44着 11:44発
 荻伏駅も内陸にありますが、駅の前まで代行バスは入りません。
 この辺りから広尾にかけてJRバス北海道の路線バスが通っているので、そのバス停もあります。


 海岸線の国道に戻り、元浦川を渡ります。


絵笛 11:50着 11:50発
 絵笛駅は海岸より1kmほど内陸にあるようですが、代行バス停は国道沿いにありました。


浦河 11:56着 11:56発
 日高本線唯一と思われる跨線橋のある駅です。


 ここ浦河町の街灯のデザインは、馬とステンドグラス風の組み合わせでした。


東町 12:04着 12:04発
 東町駅も代行バス停は道路沿いにありました。


日高幌別    12:11着 12:11発
 日高幌別川を渡ります。


鵜苫      12:17着 12:17発


 鵜苫駅を過ぎると、日高本線は内陸に入り、西様似駅を経て終着様似駅に向かいますが、代行バスは海岸線を進み、様似市街を通り様似駅に向かいます。
 日高本線からは見ることができないローソク岩です。ローソクの炎に似ている姿から命名されたそうですが、アイヌの神様アイヌラックルが落としたクジラの焼串の言い伝えが残っているそうです。平成15年の十勝沖地震で先端部分が崩落しのが残念です。


西様似     12:20着 12:20発
 代行バス停は、西町にあります。


 親子岩。左から順に、父・母・子のように並んでいます。この岩々の間に沈む夕陽は圧巻で、アイヌの伝説の中にもその夕陽の美しさにひかれて神々が訪れたという伝説があるそうです。


 頂上にエンルムチャシ跡があり、かつてここがアイヌの人々の砦だったことが伺えるエンルム岬。


様似      12:25着
 列車が通っていれば3時間ほどで到着したのですが、今は列車で29分、代行バス1時間48分+1時間52分。合計4時間9分かけて日高線終着、様似駅に到着します。


 おそらく鉄路の復旧は不可能で、このまま廃線となることでしょう。






 観光入場券も2種類ありました。








 様似町にあるアポイ岳は、昨年「ユネスコ世界ジオパーク」の仲間入りをしました。






 今日の昼食は、駅前の「喜味乃屋」さんの「ツブとじ丼」。






 つづく

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