旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション179 「豚肉 肉巻きおにぎり」(米沢駅)

2022-05-28 09:35:03 | 駅弁コレクション
【豚肉 肉巻きおにぎり】(米沢駅)
                            2022.5.28投稿

2013年(平成25年)11月24日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格680円
                      [製造元](有)松川弁当店

 商品名が大きく書かれ、商品イメージ写真を載せた掛紙がゴム止めされています。


 タレのついた豚肉が縦横に巻かれたおにぎり3個に、付け合わせは生姜の酢漬だけです。


 秘伝のタレに漬け込んだ豚肉を白飯に巻いて焼いているため、旨みが御飯全体に染みています。そのため、冷めても美味しい仕上げになっています。
 生姜の酢漬が口直しにぴったりでした。
 個人的に、昼食には丁度良い量です。
 松川弁当店の駅弁としては珍しい豚肉を使ったものでしたが、すでに終売のようです。

 製造・販売の松川弁当店は、1899年(明治32年)5月、奥羽本線米沢駅開業とともに、松川弁当部として駅構内立売業をめたそうですが、当初は駅弁ではなく雑貨や自家製アイスクリームなどを販売していたと言います。
 松川弁当店と言えば、牛肉を材料に数多くの駅弁を販売していますが、現在まで100年以上販売され続けているのが『鯉弁当』(1,300円)です。
 当初は三段重ねの重箱で、じゃがいもやにんじんなどの煮つけもたくさん入った豪華な物だったそうです。


 最初の牛肉弁当は1964年(昭和39年)発売の『米沢牛肉 すきやき弁当』だったそうです。
 現在も「復刻版米沢牛肉すきやき弁当」(1,300円)という駅弁には、1964年(昭和39年)当時のデザインの掛け紙を復刻させています。


 「駅弁味の陣」では、2013年(平成25年)に『米沢牛炭火焼特上カルビ弁当』が味覚賞受賞。


 2014年(平成26年)に『米澤牛焼肉重松川辨當』が駅弁大将軍受賞。


 2021年(令和3年)に『黒毛和牛 炭火焼 焼肉重』が南東北エリア賞受賞。




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