旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション203 「牛肉釜飯」(米沢駅)

2022-07-06 10:24:18 | 駅弁コレクション
【牛肉釜飯】(米沢駅)
                             2022.7.6投稿

2015年(平成27年)4月26日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,000円
                      [製造元](有)松川弁当店

 商品名と中身のイメージ写真に牛の絵が描かれた掛紙(スリーブ)です。


 容器は、陶器のお釜にプラスティックの蓋です。


 味付飯の上に牛肉の角煮、牛スジ煮込み、山菜醤油漬け、椎茸煮、花人参、牛蒡煮、筍煮、栗の甘煮、赤かぶ酢漬けが載っています。


 掛紙『「古き時代の懐かしい味』と書いてあるのですが、味自体は薄味美味しいのですが、牛すじ煮込みと御飯の固さが気になりました。
 本籍米沢駅、住所不詳の催事中心の駅弁ではないのかと想像しています。
 すでに終売です。

 製造・販売の松川弁当店は、1899年(明治32年)5月、奥羽本線米沢駅開業とともに、松川弁当部として駅構内立売業をめたそうですが、当初は駅弁ではなく雑貨や自家製アイスクリームなどを販売していたと言います。
 松川弁当店と言えば、牛肉を材料に数多くの駅弁を販売していますが、現在まで100年以上販売され続けているのが『鯉弁当』(1,300円)です。
 当初は三段重ねの重箱で、じゃがいもやにんじんなどの煮つけもたくさん入った豪華な物だったそうです。


 最初の牛肉弁当は1964年(昭和39年)発売の『米沢牛肉 すきやき弁当』だったそうです。
 現在も「復刻版米沢牛肉すきやき弁当」(1,300円)という駅弁には、1964年(昭和39年)当時のデザインの掛け紙を復刻させています。


 「駅弁味の陣」では、2013年(平成25年)に『米沢牛炭火焼特上カルビ弁当』が味覚賞受賞。


 2014年(平成26年)に『米澤牛焼肉重松川辨當』が駅弁大将軍受賞。


 2021年(令和3年)に『黒毛和牛 炭火焼 焼肉重』が南東北エリア賞受賞。




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