第10列車 釧網本線 普通 塘路行 くしろ湿原ノロッコ4号 乗車距離5.1km
始発 釧路 13:49発
釧路湿原 14:12着 14:13発
細 岡(ほそおか) 14:18着 14:18発
塘 路(とうろ) 14:35着
釧路湿原駅からは、14時13分発「くしろ湿原ノロッコ4号」で塘路駅に向かいます。
釧路駅から塘路駅までは定期列車で30分ほどですが、この列車は45分ほどかけて釧路湿原の中をのんびり進むトロッコ列車と言うことで「ノロッコ」の名の付いた4月下旬から9月末まで走る観光列車です。
車輌は青森・函館間を走っていた「海峡」に使われていた客車を改造したもので、ディーゼル機関車に牽引されて到着しました。
釧路湿原駅を出た列車は、湿原の中を通って細岡駅に。ここの駅舎もログハウス調に改築されていました。
細岡展望台に近い駅は「釧路湿原駅」、釧路湿原に近い駅は「細岡駅」何とも紛らわしい感じがしました。
細岡駅から塘路駅までの間は、釧網本線の絶景区間。左手に釧路川が大きく蛇行して迫り、最も接近するポイントでは、ノロッコ号の通過に合わせて川下りをする、カーヌーを見ることが出来ました。
この区間は道路が並行していないので、列車に乗らなければ見ることは出来ません。
9.6㎞を20分かけて終点塘路駅に着きました。
塘路駅は列車交換可能駅ということで、ノロッコ号の終点となっています。
ノロッコ号は、団体ツアーのコースにも組みこまれていることもあり多くの乗客が降りましたが、そのほとんどは、駅前で待っていた観光バスでどこかに行ってしまい、気がつけばひっそりと静まりかえっていました。
次の列車まで1時間40分ほどあるので、レンタサイクルで塘路駅から北に1kmほど走ったところにサルルン展望台とサルボ展望台へ行くことにしました。
国道沿いの駐車場に自転車を止め急な階段を登り、登り切ったところから左に190mでサルルン展望台と標識があったので、先にそちらに行くこととし、なだらかな山道を歩くとサルルン展望台がありました。
ここまで駐車場から10分ちょっと。手前にはサルルン沼、左奥には塘路湖、その右奥にはポン沼、エオルト沼、マクントーの沼、そして正面には釧路湿原を見渡すことができました。
次はサルボ展望台です。サルルン展望台から15分ほどで着きましたへ行きます。
サルボ展望台のサルボとはアイヌ語でサル(葦原、湿原)、ボ(子)、つまり小さい葦原という意味だそうで、ここは和歌山市にある日出染業株式会社の私有地であるために、会社の御厚意で使用させてもらっている旨の表示が案内板に付いていました。ここからは釧路湿原だけでなく、左側には塘路湖、右側にはマクントー、エオルト沼、ポントーなどの湖沼が一望できるほか、塘路湖とエオルト沼に挟まれた細い所を釧網本線が走っていて、鉄道写真の絶好の撮影場所だそうです。
サルボ展望台へ向かう途中にはチャシ跡と呼ばれるアイヌの砦の跡がある。チャシとは、「砦」とか「城」と言われますが、もともとは「柵」や「柵囲い」を意味するアイヌ語だそうですが、ここは湖周辺を一望でき外敵から守るのに最適なことから、物見台、見張り台ではないかとも言われているそうです。
駅に戻る途中で、国道を横断するキタキツネを見ました。そこそこ交通量のある車の切れ目を見て、すたすたと渡っていきました。
駅に戻って、駅の中にある「ノロッコ&8001」という名前の喫茶店で一休み。
店の名前の「ノロッコ」はもちろん「ノロッコ号」。「8001」は、大阪と札幌を結ぶ寝台特急「トワイライトエクスプレス」下りの列車番号を意味しているようです。
注文したコーヒーは、実際に「トワイライトエクスプレス」で使われているカップに入れて出てきました。また、店内には、様々な鉄道に関する資料や部品が飾られていました。
つづく
始発 釧路 13:49発
釧路湿原 14:12着 14:13発
細 岡(ほそおか) 14:18着 14:18発
塘 路(とうろ) 14:35着
釧路湿原駅からは、14時13分発「くしろ湿原ノロッコ4号」で塘路駅に向かいます。
(釧路湿原駅に到着する「くしろ湿原ノロッコ4号」)
釧路駅から塘路駅までは定期列車で30分ほどですが、この列車は45分ほどかけて釧路湿原の中をのんびり進むトロッコ列車と言うことで「ノロッコ」の名の付いた4月下旬から9月末まで走る観光列車です。
(釧路湿原駅・細岡駅間)
車輌は青森・函館間を走っていた「海峡」に使われていた客車を改造したもので、ディーゼル機関車に牽引されて到着しました。
(「くしろ湿原ノロッコ4号」車内
釧路湿原駅を出た列車は、湿原の中を通って細岡駅に。ここの駅舎もログハウス調に改築されていました。
細岡展望台に近い駅は「釧路湿原駅」、釧路湿原に近い駅は「細岡駅」何とも紛らわしい感じがしました。
細岡駅から塘路駅までの間は、釧網本線の絶景区間。左手に釧路川が大きく蛇行して迫り、最も接近するポイントでは、ノロッコ号の通過に合わせて川下りをする、カーヌーを見ることが出来ました。
(細岡駅・塘路駅間)
この区間は道路が並行していないので、列車に乗らなければ見ることは出来ません。
9.6㎞を20分かけて終点塘路駅に着きました。
塘路駅は列車交換可能駅ということで、ノロッコ号の終点となっています。
(外国人を含む多くの乗客はツアー客)
ノロッコ号は、団体ツアーのコースにも組みこまれていることもあり多くの乗客が降りましたが、そのほとんどは、駅前で待っていた観光バスでどこかに行ってしまい、気がつけばひっそりと静まりかえっていました。
次の列車まで1時間40分ほどあるので、レンタサイクルで塘路駅から北に1kmほど走ったところにサルルン展望台とサルボ展望台へ行くことにしました。
(展望台への階段)
国道沿いの駐車場に自転車を止め急な階段を登り、登り切ったところから左に190mでサルルン展望台と標識があったので、先にそちらに行くこととし、なだらかな山道を歩くとサルルン展望台がありました。
(サルルン展望台からのサルルン沼)
ここまで駐車場から10分ちょっと。手前にはサルルン沼、左奥には塘路湖、その右奥にはポン沼、エオルト沼、マクントーの沼、そして正面には釧路湿原を見渡すことができました。
次はサルボ展望台です。サルルン展望台から15分ほどで着きましたへ行きます。
(サルボ展望台)
サルボ展望台のサルボとはアイヌ語でサル(葦原、湿原)、ボ(子)、つまり小さい葦原という意味だそうで、ここは和歌山市にある日出染業株式会社の私有地であるために、会社の御厚意で使用させてもらっている旨の表示が案内板に付いていました。ここからは釧路湿原だけでなく、左側には塘路湖、右側にはマクントー、エオルト沼、ポントーなどの湖沼が一望できるほか、塘路湖とエオルト沼に挟まれた細い所を釧網本線が走っていて、鉄道写真の絶好の撮影場所だそうです。
(サルボ展望台からの塘路湖)
サルボ展望台へ向かう途中にはチャシ跡と呼ばれるアイヌの砦の跡がある。チャシとは、「砦」とか「城」と言われますが、もともとは「柵」や「柵囲い」を意味するアイヌ語だそうですが、ここは湖周辺を一望でき外敵から守るのに最適なことから、物見台、見張り台ではないかとも言われているそうです。
(チャシ跡)
駅に戻る途中で、国道を横断するキタキツネを見ました。そこそこ交通量のある車の切れ目を見て、すたすたと渡っていきました。
駅に戻って、駅の中にある「ノロッコ&8001」という名前の喫茶店で一休み。
店の名前の「ノロッコ」はもちろん「ノロッコ号」。「8001」は、大阪と札幌を結ぶ寝台特急「トワイライトエクスプレス」下りの列車番号を意味しているようです。
注文したコーヒーは、実際に「トワイライトエクスプレス」で使われているカップに入れて出てきました。また、店内には、様々な鉄道に関する資料や部品が飾られていました。
つづく
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