旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション149 「東北まるごと弁当」(仙台駅)

2022-04-27 15:10:27 | 駅弁コレクション
【東北まるごと弁当】(仙台駅)
                            2022.4.27投稿

2011年(平成23年)9月17日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,100円
                       [製造元](株)こばやし

 仙台の画家、小野寺純一が描いた東北各県の代表的なお祭りや観光名所の絵が載った掛紙(スリーブ)です。


 お品書きにあるとおり、東北6県の伝統食や特産品を使ったおかずが六角形の容器に各県ごとのマスに分かれて入っています。
 御飯は、宮城県産米「ひとめぼれ」の白飯で、刻み梅と、白ごまをちらしてありま。




 東日本大震災の年の9月25日に復興支援駅弁第2弾として登場した駅弁です。
 見た目もきれいで華やかなお弁当です。
 おまけとして、掛紙の絵のポストカードが付いています。


 2021年(令和3年)にリニューアルし、現在は『東北まるっと弁当』(1,250円)として販売されているようです。
 ■商品説明
  東北6県の名物・名産品をひとつのお弁当に盛り込みました。
【お品書き】
 <青森>帆立照焼き、姫竹の子薄煮、焼リンゴ煮
 <秋田>とんぶりマリネ(とんぶり・玉葱・人参・胡瓜・味付ふきうま煮)
     いぶりがっこ
 <岩手>銀鮭の酒粕漬焼き、菜彩鶏の照り焼き
 <山形>山形風芋煮(里芋・手綱蒟蒻・絹さや・牛肉)
 <宮城>笹かまぼこ、牛たんシチュー、厚焼玉子
 <福島>大根田楽(大根・会津天宝味噌)、パプリカ、ぶどう(巨峰)、パセリ
 白飯、梅干し、白ごま(お米は宮城県産環境保全米ひとめぼれ使用)


 製造・販売のこばやしは、当初は茨城県水戸市にある和菓子店「井熊総本家」の仙台支店であったものが、1920年(大正9年)11月10日から弁当の製造と構内販売を開始した老舗で、第二次世界大戦中、一時期営業を中断したものの現在でも営業を続けています。
 1975年(昭和50年)より、作曲家の小林亜星さんをイメージキャラクターに採用しています。
 CMソングの作曲担当をきっかけに、社名と同姓であることやふくよかな体格と恰幅の良さが『ご飯をいっぱい食べる』ことを連想させ弁当店のイメージに合う事からオファーを行い、ロゴマークにも法被姿のイラストを描き、亜星さんが亡くなった今も商品は勿論名刺や配送車にも描かれているそうです。


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