【松山名物 醤油めし】(松山駅)
2022.10.7投稿
2019年(平成31年)1月18日
京王百貨店新宿店「第54回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」で購入
価格780円
[製造元](株)三好野本店

松山地方に古くから伝わっている「方言番付表」をデザインした掛紙(ボール紙)をゴム紐掛けし、ラップで包んでからラベルを貼っています。

人参・牛蒡・蒟蒻・松山揚げを入れて濃い口しょうゆで炊き込んだ御飯の上に、鶏肉・蕨・竹の子・蕨の煮物、錦糸卵の上には椎茸煮、付け合わせ的にかぶ漬・蓮根酢漬、そしてサクランボのシロップ漬が添えられています。


『松山名物 醤油めし』は、2018年(平成30年)4月で事業を停止した、JR松山駅で駅弁を販売していた、1910年(明治43年)創業の鈴木弁当店が1960年(昭和35年)から発売していた看板駅弁でした。
この駅弁は、終売を惜しむ声を聞き、以前から交流のあった岡山駅で駅弁を販売する「三好野本店」が2018年(平成30年)8月8日から販売を開始したものです。
再開に当たって、パッケージのデザインは10年程前のものをできるだけ再現したほか、使う醤油の銘柄や御飯に炊きこまれる松山揚げなども、鈴木社長から指導を受け、実際に試食もしていただいて、掛紙に「鈴木弁当店監修」というの文字も入れたそうです。
また、女性にも食べやすく小ぶりにすることで、当時の価格帯での販売をしているそうです。
「鈴木弁当店」のものを食べたことがないのですが、一度は食べてみたいと思っていた「醤油めし」、期待通りのものでした。
現在は、松山駅の「キヨスク松山銘品館」と高松駅の「株式会社ステーションクリエイト東四国・高松弁当店」で購入することが出来ます。
この駅弁は、製造元の『三好野本店』のホームケージには載っていませんが、『三好野本店ONLIN SHOP』に、『冷凍 松山名物 醤油めし』が次のように紹介されています。
冷凍 松山名物 醤油めし ¥600 税込。
松山で長年愛されてきた味が冷凍駅弁として登場!
こだわりの醤油や松山揚げなどほぼレシピ通りに再現しました。
素朴な見た目と味わいがどこか懐かしさを感じさせます。
外寸 13.0cm × 17.5cm × 4.0cm
お品書き
醤油ごはん(150g)
錦糸玉子、椎茸煮、山菜煮、たけのこ煮、鶏の旨煮、酢蓮根、大根甘酢漬け、小梅。
【お召し上がり方法】
①冷凍の状態で袋から取り出す。
②透明フィルムをのせたまま電子レンジで加熱する。加熱目安500W 5分
※お使いの機種にあわせて加減してください。
※透明フィルムの代わりに軽くラップをして加熱しますとより美味しくお召し上がりいただけます。

製造元の三好野本店は、1963年(昭和38年)から販売している『桃太郎の祭ずし』が有名です。
三好野の前身は、1781年(天明元年)岡山の西大寺で創業した米問屋「藤屋」だそうです。
1874年(明治7年)には高級旅館「三好野」を始め、1891年(明治24年)の山陽鉄道倉敷延長されたのを機に、駅弁の販売を始めたそうです。
1937年(昭和12年)に株式会社に改組。
駅弁だけでなく、各種弁当・仕出料理・総菜等製造並びに販売を手がける会社です。
2022年(令和4年)に天満屋ストアの完全子会社となりました。
三好野の前身は、1781年(天明元年)岡山の西大寺で創業した米問屋「藤屋」だそうです。
1874年(明治7年)には高級旅館「三好野」を始め、1891年(明治24年)の山陽鉄道倉敷延長されたのを機に、駅弁の販売を始めたそうです。
1937年(昭和12年)に株式会社に改組。
駅弁だけでなく、各種弁当・仕出料理・総菜等製造並びに販売を手がける会社です。
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