旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅のコレクション~駅弁91 「あなごの天ばら寿し」

2021-05-24 11:08:35 | 旅のコレクション
【あなごの天ばら寿し】(西明石駅他)
 [製造元](株)淡路屋 2021年(令和3年)5月23日 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,201円


 淡路屋は、兵庫県神戸市の明治時代から続くお弁当屋さんです。
 神戸牛をたっぷり使った「神戸牛めし」、蛸壺風の陶器の容器に入った「ひっぱりだこ飯」など、人気駅弁が多数有ります。
 この駅弁は、おそらく昨年から本格的に販売している比較的新しい物だと思います。
 今年1月7日から20日まで、京王百貨店新宿店で開催された『第56回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』でも初登場と案内されていました。


 容器はごく普通です。


 御飯は、人参・椎茸・筍のみじん切りが入った醤油味で、薄味の炊き込御飯を酢飯にしたものです。
 その上に、メインの穴子の天ぷらを細切りにしたものが5~6切れ。そして、えび煮・イクラ醤油漬け・味付け山菜(ワラビの醤油漬けのような…)・天かすをちらし、最後に焼き海苔を載せて、生姜甘酢漬けが添えてあります。




 「今までこんな駅弁を、見たことも食べたこともない。」と言うのが、食べ終わっての正直な感想です。
 まず、「炊き込み御飯の酢飯」。比較的薄味な炊き込み御飯を酢飯にしているので、冷めても美味しい。
 次ぎに、「揚げ物・煮物・生もの」と、調理が全く違う具材の組み合わせ。細切りですが、穴子の味が確りしていてイクラ醤油漬けやエビ煮との相性も結構言良い。
 面白い着想というか、奇抜なアイディアというか、実際食べ始めると箸が進みました。
 個人的には、天かすはもう少し少なく、もしくは無くても良いかなぁ~。焼き海苔は韓国のり風で、これはこれでいいのでしょうね。




コメントを投稿