旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅のコレクション~駅弁94 「比内地鶏の鶏めし」

2021-10-06 06:22:21 | 旅のコレクション
【比内地鶏の鶏めし】(大館駅他)
 [製造元](株)花善 2021年(令和3年)9月20日 大館駅前「花善」店舗で購入 価格1,200円
 当初、「駅弁味の陣2016」の期間限定販売を予定していましたが、『駅弁大将軍』を受賞し通年販売になりました。
 掛紙は、「駅弁味の陣2016」とは違うものになりましたが、高級感ある手触りの掛け紙は、これまで販売されていた「特上鶏めし弁当」をバージョンアップしたものです。
 

 容器は「焼板模様」。
 割り箸は「秋田杉」の間伐材を加工した物です。


 秋田県産あきたこまちを、鶏肉の煮汁炊いた味付け御飯の上に、メインの比内地鶏の塩焼き・比内地鶏のそぼろ・そぼろ玉子・飾り麩・インゲンが載っています。
 おかずは、茄子の田楽味噌を中心に、枝豆入り蒲鉾・牛蒡の醬油煮・がんもどき煮。香の物として、胡瓜漬・しば漬が添えられています。




 「比内地鶏の鶏めし」は、「鶏めし弁当」より値段が高いのに、お肉が固くて美味しくない。と言う方がいます。


 そもそも「比内地鶏」は肉を食べるのではなく、きりたんぽ鍋に代表されるように出汁を取るのに適した鶏だそうです。
 そのため、比内地鶏の肉を「鶏めし弁当」の鶏肉のように煮込んでしまうと、うま味成分が全部逃げてしまって美味しくなくなってしまうので、「比内地鶏の鶏めし」では「塩焼き」にして比内地鶏のうま味を閉じ込めているそうです。
 因みに、「鶏めし弁当」には「比内地鶏」ではなく、国産鶏もも肉の甘辛煮が載っていますから、柔らかいお肉がお好みの方はこちらをお勧めします。
 花善のお弁当で『駅弁マーク』が付いているあと2種類有ります。
 個人的には『鶏めし玉手箱』が大好きです。




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