旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション332 「サーロインステーキと牛たん弁当」(米沢駅)

2024-01-31 11:14:25 | 駅弁コレクション
【サーロインステーキと牛たん弁当】(米沢駅)
                             2024.1.31投稿

2023年(令和5年)5月14日
 スーパーマエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,392円
                      [製造元](株)松川弁当店

 内容のイメージ写真とキャッチコピーが書かれた掛紙がプラスチックテープ止めされています。


 「電子レンジで更においしく」と掛紙にあるとおり、容器は電子レンジ対応の発泡素材とプラスチックを組み合わせ入れ物に透明の蓋です。


 山形県産米の白飯の上に、サーロインステーキ3切れと牛タン焼き2枚がのり、付け合わせは人参煮、カボチャの素揚げ、いんげん煮で、玉子焼と大根としその酢漬けが添えられています。




 さっぱりとした塩系の味付けで、お肉も柔らかい駅弁です。
 松川弁当店としては汎用性のある容器を使って、手間のかからない駅弁のようです。
 公式ホームページに記載のない、駅弁大会や催事専用の『疑義駅弁』と思われます。

 製造・販売の松川弁当店は、1899年(明治32年)5月、奥羽本線米沢駅開業とともに、松川弁当部として駅構内立売業をめたそうですが、当初は駅弁ではなく雑貨や自家製アイスクリームなどを販売していたと言います。
 松川弁当店と言えば、牛肉を材料に数多くの駅弁を販売していますが、現在まで100年以上販売され続けているのが『鯉弁当』(1,380円)です。
 当初は三段重ねの重箱で、じゃがいもやにんじんなどの煮つけもたくさん入った豪華な物だったそうです。


 最初の牛肉弁当は1964年(昭和39年)発売の『米沢牛肉 すきやき弁当』だったそうです。
 現在も「復刻版米沢牛肉すきやき弁当」(1,350円)という駅弁には、1964年(昭和39年)当時のデザインの掛け紙を復刻させています。


 『駅弁味の陣2013(平成25年)』では、『米沢牛炭火焼特上カルビ弁当』が味覚賞受賞。


 『駅弁味の陣2014(平成26年)』では、『米澤牛焼肉重松川辨當』が駅弁大将軍受賞。現在も1,680円で販売中。


 『駅弁味の陣2021(令和3年)』では、『黒毛和牛 炭火焼 焼肉重』が南東北エリア賞受賞。



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