台風19号は、各地で同時多発的に河川の氾濫が起きるなど、広域で大きな被害が起きています。
国と地方自治体が緊密な連携をとって、被災者第一の救援と復旧に取り組むことが重要です。
共産党国会議員団は、一刻を争って改善が必要な点について、防災担当大臣に要請。
長野・福島等の避難所で寄せられた要望を武田防災大臣に電話で要請。
— 志位和夫 (@shiikazuo) October 14, 2019
●食事を温かいものに。
●布団、段ボール等の提供で暖をとれるように。
●間仕切り等プライバシーの確保。
●医療スタッフ派遣、福祉避難所等健康管理。
大臣は「プッシュ型で全力をつくします」。二次被害防止に万全の対策を。
今、武田防災大臣から電話あり、「(避難所の改善について)的確な提言をいただき、政府から派遣している全ての調査員に実行を指示をしました」との連絡をいただきました。
— 志位和夫 (@shiikazuo) October 14, 2019
被災者の救援・支援は、与野党の違いを超え、力をあわせてやっていきたいと思います。
防災担当大臣からも、「的確な提言」と直ちに改善に向けて動き出しています。共産党が、国会議員と地方議員、地域の党組織との連携があってこそのものです。
同時に、避難所のあり方については、国際的な基準(スフィア基準)なども参考に抜本的に環境改善に取り組むことが求められています。
この台風19号の対応で、台東区でのホームレスの自主避難所受け入れ拒否は重大な問題です。
いま災害対策本部に、ホームレスを避難所で断ったことを抗議し、改善を求めました。どうやってホームレスと認めたのか、と聞くと住所を記入させていることが判明。自治体は法律上滞在者もまもる義務もある、と反論しましたが、結論は、今回は受けられない、次の教訓にする、と方針撤回しませんでした。
— 秋間洋 (@XbEKWv78VAV8goP) October 12, 2019
今、共産党区議団として、明日15日、服部台東区長に、避難所へのホームレス受け入れ拒否の誤りを認めること、当事者への速やかな謝罪を行うことを申し入れることに決めました。
— 秋間洋 (@XbEKWv78VAV8goP) October 14, 2019
共産党台東区議団は、直ちに申し入れを行うことを決めて動き出しています。
この問題に関しては、各方面から次々と批判が寄せられています。
台東区の避難所が野宿者を排除。許されません。
— 稲葉剛 (@inabatsuyoshi) October 12, 2019
豊島区、渋谷区は差別せず、受け入れているようです。 https://t.co/enTpLz6zYb
台東区がホームレスを避難所から除外した件で、追い出された男性に直接取材したルポ。「お前らは人間じゃないと言われてるようだった」
— 古田大輔 (@masurakusuo) October 14, 2019
本人の声を聞いてみてください
男性は避難場所のすぐ外で台風の夜を過ごした https://t.co/geyKqhIlvm
書きました。台東区の回答をぜひ見てほしい。これでいいの?と→台東区のホームレスの人の避難所受け入れ拒否問題を考える(大西連) - Y!ニュース https://t.co/NZiBPIvf9p
— 大西連『絶望しないための貧困学』発売中! (@ohnishiren) October 13, 2019
そもそも、災害救助法の基本原則には、「平等の原則──現に救助を要する被災者に対しては、事情の如何を問わず、また経済的な要件を問わずに、等しく救助の手を差しのべなければならない」とあります。
今回の対応は、こうした原則からも大きく逸脱しています。
NPO法人もやいの大西連氏は、「日本は自然災害が多い地域だと言われます。住まいがない、お金がない、少ないなどの状況で被害にあうと、甚大なダメージを受けてしまう可能性があります。被害を受けないように、ダメージを少なくするために避難や支援をおこなうことは一人ひとりのいのちを支えるという観点からとても重要なことです。 台東区は今後について「住所不定の人が適切に避難所を利用できるように検討していきたい」としていますが、今回のような「受け入れ拒否」のようなことが起こる前に、どうして何も対応できなかったのか、しなかったのか、その責任は重いでしょう」(「台東区のホームレスの人の避難所受け入れ拒否問題を考える」)と述べていますが、こうした視点から検証されることが必要です。
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