Business Insider Japanの竹下郁子記者が書いた、
- 「深刻化する就活セクハラ。OB訪問や泊まり込みインターンが温床に【就活2019】」
- 「OB訪問で自宅や個室で性行為強要、2人に1人の学生が就活セクハラ被害に。『選考有利」ちらつかせ』」
- 「就活セクハラ被害者の7割が相談できない理由、大学への不信感『「どうせ変わらない』無力感」
という記事が書かれたのは今年2月。
記事では、これから就職しようとする、社会的には最も弱い立場にある就活生に対して、重大な人権侵害が行われている実態が生々しく告発されています。
就職活動する学生から話を聞いてみると、「就職できるかという不安もあるが、就職した後に続けていけるのかの方が不安」という声が返ってきます。厚生労働省などが大学で講座を開くときに、一番注目される話は「ブラック企業」など働き続けられるかという不安の部分だといいます。
インターンシップやOB訪問などの「社会経験」を積むことが就活にプラスに働くという側面があり、インターンシップなどはごく普通に行われています。
そうしたところで起こっている「就活セクハラ」(性被害)の実態は、これまで闇の中にあったわけです。記事の中でも、相談窓口がない、どうせ解決しないという声が紹介されています。自分の受けた被害を話すことも、しんどいわけです。
公的機関が匿名通報ができる相談窓口をつくることが必要です。大学や専門学校などは、「就職率」という枠の中で競っており、学生を守る立場でかけ込める場所をつくってほしいと思います。
「就活セクハラに関する報道が相次ぎ、就活生の半数がセクハラ被害にあったとの調査結果が明らかになっているにもかかわらず、政府は就活生を同改定案の対象としていません」と指摘し、問題点をただした吉良よし子参議院議員の質問もぜひご覧ください。
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