ウルトラマンネクサスには姫矢准編と千樹憐編があり、それぞれの強化体系
ジュネッスになった時の必殺技が違うという特徴がある。
姫矢ネクサスはウルトラマンAのメタリウム光線と同じ発射フォームで放つ
オーバーレイシュトロームでビースト細胞自体を殲滅してしまうのに対し、憐
ネクサスは光の矢を引き絞って撃つアローレイシュトロームだ。
パーティクルフェザーやスペシウム光線と同じフォームで発射するクロスレイ
シュトロームを使えるのに対し、それぞれが一撃で敵を倒せる必殺技は反面
エネルギーを消耗するため連射ができないという特徴を持つ。
姫矢ネクサスがパワフルだったのに対し憐ネクサスはスピード感溢れる戦いぶり
だったのでオーバーレイシュトロームの方が威力がありそうな気はするし、実際
ダークザギとの最終決戦で孤門が それぞれのジュネッスにタイプチェンジした
時にオーバーレイシュトロームは それなりに効いている感じだったのに比べ、
オーバーアローレイシュトロームはあっさり弾き飛ばされてしまった。
それから考慮すればパワー型の姫矢ネクサスのオーバーレイシュトロームの
方が威力はあったのかもしれないし、憐の場合は憐自体が病に犯されていたと
いう事から消耗度の激しいオーバーレイシュトロームではなくアローレイシュト
ロームになったのではないかと思ってしまうのだ。