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こーじ苑
黒田義之監督に ついて
ミラーマン5話:怪鳥インベラー現わるを監督したのは黒田義之。
第1期ウルトラの頃には聞かなかった名前なので最初は‘?’だったが、後
から知ったのが大映の監督で大魔神3部作や妖怪大戦争の3部作の監督を
していたという事だった。
ご存知のようにミラーマンの第1話と2話は帰ってきたウルトラマン同様ゴジラ
シリーズで有名な本多猪四郎監督が担当しているが、帰ってきたウルトラマン
で5本担当しているのに対しミラーマンでは最初の2話しか担当せずに降板して
いる。
そして本多猪四郎の代わりに映画出身監督として登場したのが黒田監督で、
実にミラーマンの51話中19話を担当しているのだ。
円谷作品の監督は基本的にOAするTV局出身と円谷出身に映画会社出身の
監督が演出するパターンが多い。
第1期ウルトラでは東宝の梶田興治や野長瀬三摩地、第2期では本多猪四郎
や筧正典や松林宗恵に東映から富田義治が担当しているし80では大映でガメ
ラシリーズを担当していた湯浅憲明がメイン監督を務めている。
もともと大魔神で特技監督を妖怪大戦争など3部作の本編&特技監督をして
いた黒田義之なら特撮モノに対する理解もしっかりしているし、大映京都撮影所
だったからか怪奇大作戦の京都編を担当したプロデューサーの淡豊昭つながり
ではないかと思う。
これは同じく淡プロデューサー担当作品であるジャンボーグAでも50話中13話
を演出し、1話やジャンキラー編など前半の主要なEPを担当している。
妖怪大戦争などを担当しているからか5話でインベーダーが化けた のっぺら
ぼうの老人が深い霧の中を逆光で登場する不気味さは特筆モノで、他にも38話
の地獄谷!妖怪怪獣マグマゴンや39話の怪奇大怪獣ザンガーニ編では狼男や
のっぺらぼうに吸血鬼まで登場するなど‘妖怪’系を お家芸にしていたと思う。
これをミラーマンがウルトラとの差別化を図ろうとしていた意気込みが見えて
くると思うのだ。
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そういう意味ではメイン監督の一人ともいえます。
12話がシルバークロス登場編で、27話がジャンボフェニックス登場編ですね。
後日アップしますけど真昼の決闘よろしくOA時間と全く同じ時間で進む19話も魅力的でした。
19話はスリリングでしたね。
12話はゴールドサタンが2度目の登場の‘出たシルバークロス’でしたけど。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3#.E6.94.BE.E9.80.81.E3.83.AA.E3.82.B9.E3.83.88
28話は6話やノア編にキングザイガー編のように己の力を過信してインベーダーの挑発に乗ってというパターンでしたね。
13話「笛を吹く魔女」
14話「キングザイガーを倒せ!」
27話「総攻撃!SGM」
28話「殺し屋怪獣からの挑戦状」
34話「SGM対ミラーマンの決斗」
35話「SGM特攻作戦」
これらで34と35は完全に前後編ですが、他の作品も緩やかな前後編となっています。
いえいえ単なる勘違いはありますので。
13・14話は いずれも京太郎が己の力を過信してというシチュエーションですよね。
特に山浦弘靖の作品は京太郎の成長物語になってますね。