ウルトラマンメビウス48話・皇帝の降臨

　いよいよ最終章。
　13体ものインペライザーが世界各国に襲来し、週刊誌には
ヒルカワの‘ミライ＝メビウス’というスクープが載り緊迫
感に包まれる。
　東京のインペライザーが真っ先に起動したのに対しメビウ
スが駆けつけ、きりもみキックで倒すがすぐに2体が登場。
ここで1体をGUYSが倒すのを見てGUYSもかなりパワーアップ
しているのが分かる。
　2体目はメビウムダイナマイトで倒すがさすがにこの連続
技はもの凄い負担をかける。通算4体目のインペライザー相手
にはさすがにエネルギー切れで戦えず。
　変身を解いたミライの容態は‘脈拍360、血圧400、熱が90
度’というのは最終回のモロボシ・ダンと同じ容態。だが治療
を受けているシーンはネクサスで姫矢がTLTからビースト振動
波を照射されているシーンを思い出す。
　久しぶりに登場したトリヤマ補佐官とマルのコンビが、政府
のメビウス引渡しを要求したシキ管理官に対し毅然と反対する
シーンは驚いた。
　典型的な事なかれ主義の官僚・トリヤマ補佐官がここまで変
るとは、これまでのミライの補佐官に対して行ってきた事が決
してムダではなかった事がよく分かる。
　サコミズ隊長が総監だったのはこれまでの展開をみると‘や
はり’という感じだったが、市民に語りかけるシーンはやはり
いい。
　シキ管理官の登場からサコミズ総監の市民説得シーンが今回
のEPのハイライトだろう。
　これまでの3部作ならこのシーンは中偏で見られると思われた
が、それでもまだ2話分あるという事は更なる怒涛の展開が待っ
ているという事だろう。
　ヒカリがいつ、どのタイミングで登場するのか？
　絶対に落とさないと言われていたガンフェニックスも遂に撃墜
されたし、予告編を見る限りフェニックスネストも破壊されるよ
うだしタイトルからして‘絶望の暗雲’だからどこまで追い詰め
られるのか？1週間が長い！