なかなか素晴らしかった千原ジュニアのボクシング企画

 先週の金曜日にBS-TBSでOAされたのが‘千原ジュニアプレゼ
ンツ・ボクシング王者伝説蘇る名勝負’で、ボクシング好きの千原
ジュニアが元ボクシングマガジン編集長・原功氏らとTBSボクシ
ング中継の膨大なアーカイブから極上の試合や後世に伝えたい名
ボクサー達を厳選した番組だった。

 具志堅用高がファン・グスマンからタイトルを奪取した試合と
マルチン・バルガスをKOして当時のJフライ級連続防衛新記録を
行進した試合を皮切りに畑山隆則―坂本博之戦やロレンソ・パー
ラー坂田健史戦、佐藤修―ヨーダムロン・シンワンチャー戦に井
岡一翔―八重樫東戦などの世界戦。

 それ+マニー・パッキャオの日本での試合や井上尚弥のデビュー
戦に竹原慎二のダブルノックダウンの試合、サーシャ・バクティン
戦や大和田正春-大和武士戦など世界戦以外の試合まであったのだ。

 これは素晴らしい企画だし千原ジュニアのボクシング愛を実感で
きるわけで考えてみれば世界戦は何らかの特集で語られるが大和田
正春の日本タイトルマッチなどはこういった企画でないと見られな
いし、最近はWOWOWなどで海外のビッグマッチが見られる代わり
に日本タイトルマッチのような試合を見る機会が少ないので妙に新
鮮だった。

 最近の民放地上波はスポーツ中継を視聴率を取るための道具とし
か考えてない局が多い中で特にTBSは酷いわけで、実際に竹原慎二
の東洋太平洋タイトルマッチや井上尚弥のデビュー戦を中継しなが
ら世界戦の中継がないというのも意味深だろう。

 また薬師寺保栄ー辰吉丈一郎戦や畑山ー坂本戦に井岡ー八重樫戦
など日本人対決が妙に多い一方で、WOWOWに登場する王者の試合
ではギジェルモ・リゴンドーー天笠戦ぐらいしかないのが局の特徴
を表している。

 ちなみに某一家が絡む試合がない事にも千原ジュニアのボクシン
グへの思いが窺えるし、こういった企画がBSだからこそ実現したの
ではないかと思ったりする。

 

 

 

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